町工場見本市2017初日レポ

おはようございます^^
レンタル什器屋二代目社長で展示会活用アドバイザーの大島節子です。

東京は銀座でむかえる朝。このあたりはまだひっそり。そんな早朝の東京から今朝はブログをお届けします。

祝開催!第3回町工場見本市2017

2017年2月14日、東京国際フォーラムにて第3回町工場見本市が開催されました。こちらの展示会は葛飾区と東京商工会議所葛飾支部主催のものづくり企業の展示会で区内の企業が70社ほど出展されています。

初日の来場者数は1000人強だったと伺いました。1件1件お話を聞いてまわったところ、高度な技術おもしろい自社製品をお持ちの会社が多く、出展企業の皆さんの熱さが伝わってきました。商談ブースもたっぷりと用意されているのでお話しがしやすいのも特徴です。

1日目では出展企業の半分しかまわれなかったので個々の出展ブースのことはまた改めて書くとして、今朝は特別講演のことを書きたいと思います。

植松努さん特別講演

初日、午前中の目玉企画として北海道の(株)植松電機の植松努さんの講演がありました。私は以前から植松さんのファンで一度お話を聞いてみたいと思っていたところだったのでがっつりと最前列で聞かせていただきました。

タイトルは「思いは招く」。植松電機さんは北海道の小さな会社でありながら、ロケットの打ち上げに成功され、今はNASAや三菱重工などロケット業界の世界最先端の人たちが相談に来るような企業となられました。

子供の頃から飛行機や潜水艦などの乗り物が好きで将来の夢はそういったものを作る人になることだった植松さんですが、大人たちからは「どーせ無理」と言われました。それでも好きなことをやりつづける、そのために考え続け、やり続けることがこの人口減少時代を生き抜くために必要なことなんだ、というお話でした。

自分で考えて自分でためす→それが個性になる→他の人にないものだから必要とされる→大丈夫、ということです。人口が増え続ける時代は言われたことやるだけの人や企業でも生きていけました。でも人口が減り、今まで人がやっていた仕事をどんどんロボットがやるようになるこれからは「考える人」でないと仕事がなくなるということでした。

植松さんの講演は独特の雰囲気でした。こんな講演聴いたことがありません。いつも読ませていただいている植松さんのFacebookの投稿そのままの話し方です。一貫して同じことを事例を変えて話していらっしゃってるのですが、章立てがないのでどこからどこまでが一つの段落なのかが見えないんですよ。でもおっしゃりたいことはすっと入ってくる。最後には夢を持って自分の可能性を信じて生きていこう!と思えるんです。

講演のセオリーにはあてはまらないけどわかりやすいし引き込まれてしまう。またこの人の話が聞きたいと思ってしまう。他の人にすすめたくなる。これって植松電機さんのこれまでの型破りのやり方と同じなのでしょうね。本当に魅力的な方でした。

まとめ

今朝のブログは町工場見本市2017初日レポということで、植松努さんの講演を中心に書いてみました。今日も丸一日この展示会を体験してきます(^^)

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。