製品がなくても展示会に出せます!

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

気がつけば5時でも既にだいぶ明るくなりましたね。これで花粉が飛ばなくなったら最高に過ごしやすいです。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

「うちは製品がないから展示会になんて出せない」という思い込み

「うちは製品がないから展示会になんて出せない」という考えはただの思い込みです。製品がなくても技術やサービスを出展して成果を出しておられる企業はいくらでもあります。

ただ、製品がある場合と比べると少し工夫が必要になることは確かです。ではその工夫とは具体的にどんな工夫なのでしょうか。

そもそもBtoBビジネスの基本は「お困りごと解決」です。そしてそのお困りごとを解決する方法が御社の技術だったりサービスだったりするわけです。

なのでどのようなお困りごとをどんな技術・サービスで解決するのか、を表現することができれば展示会での展示は成立するんですね。

例えば上の画像は昨年のメッセナゴヤに出展されたエドランド工業さんのブースですが、エドランド工業さんが出展されたものは機械刃物加工“技術”です。製品ではありません。

しかし、

お困りごと=機械刃物に関するお困りごと

解決法=素材や形状に合った最適な刃物を提案し製作する技術

というお困りごと解決法をブースで表現されたことにより、非常に伝達力の高い展示会を作ることに成功されました。

つまり製品がなくてもその技術やサービスによって誰のどんなお困りごとをどのような方法で解決するのかを表現できれば展示会を作ることはできるのです。

そこをどう表現するためにどのような手順で準備していけばよいのかは展示会の作り方マニュアルの1章「失敗しない展示会を作るための3つのポイント」に書きましたので参考にしていただけましたら幸いです。

まとめ

今朝のブログは製品がなくても展示会に出せます!というタイトルで技術やサービスを展示会に出展する方法について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。