合同出展ブースのポイント

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日もまたいいお天気。ゴールデンウィークも晴天が続きそう。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

中小企業の味方 合同出展

5月は展示会に合同出展される方に向けたセミナーが2回あります。なので最近は合同出展する場合のブースの見せ方について考える日々を過ごしています。

東京ビッグサイトで開催される専門展はとにかく出展料が高いです。例えば6月の機械要素技術展だとしたら3m×3mの小間で75万円です。それが地方自治体や支援団体の合同出展ブースに出展する場合は無料~20万円くらいまででできてしまいます。中小企業にとってこのメリットは大きいですよね。

単独出展と違うのは使えるスペースが限られているということ。なのでよりコンセプトの明確化が大切になってきます。

合同出展の場合も単独出展の場合もコンセプトの考え方の基本は同じ。「誰に何を伝えるための出展か」を明確にし「誰のどんなお困りごとを解決できる製品(技術・サービス)なのか」が伝わるようにするにはどのような表現をすればいいか、ということを軸に考えていきます。

昨年の機械要素技術展に“一発!早出しクン”を出展されたケイ・エイチ工業さんは限られたスペースで明確にその点のみを表現されたので非常に実りある出展となりました。

法則的にはまずは

一番目立つところ
何が出来る製品(技術/サービス)なのか

二番目に目立つところ
具体的に誰のどんなお困りごとを解決できるのか

がわかるような掲示物を製作されるのがいいと思います。

展示台のスペースも限られているので、伝えたいことが一番伝わる展示物だけを並べます。

個人的には社名なんかもっと小さくていいと思います。合同出展ブースはただでさえ使えるスペースが少ないので社名に使うスペースがあればもっとお客様にとどくような言葉を載せるスペースに使いたいところです。支援団体の意向や他の出展社さんたちの意向を調整する必要があるので自由度が低くなることが合同出展のデメリットといえばデメリットですが、それ以上にメリットのほうが大きいので与えられたスペースを上手く使って成果を出したいですね。

まとめ

今朝のブログでは合同出展のポイントについて書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。