伝わる話の構成にはテッパンがある

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

各地で集中豪雨だったりヒョウが降ったりしているようですが、大阪のこのあたりは普通に蒸し暑い夏です。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

興味→信頼→期待→納得→決意

伝わる話の構成にはテッパンがある、ということを講師1年目の2013年に受講したセミナー講師養成コースで知りました。それは自己紹介→本日のゴール→問題提起→ノウハウ→まとめという5部構成です。

詳しくは講師の立石剛さんの著書『セミナー講師の教科書』に書かれています。

私のセミナーも常にこの構成で作られていますし、わかりやすくていいセミナーだったなと思うセミナーは大抵この構成で作られています。この構成で作ると聞く側はまず興味を持ち、自己紹介で信頼し、本日のゴールと問題提起で期待し、ノウハウに納得し、まとめで背中を押してもらうことにより決意する、という自然な流れを作ることができます。

この鉄板構成を知っていると何かと得なのですが、最近気付いたことは採用プレゼンこそこの鉄板で作ると間違いない!ということです。最近「採用ブースを考えるシリーズ 検証編 」に書きましたようにこのやり方を取り入れたところ希望者が6倍になった、という事例もあります。

採用プレゼンを鉄板構成にあてはめて作るとこんな感じになります。

1.自社紹介 → この会社は大丈夫そう、と信頼してもらう
2.本日のゴール → この会社なら自分がやりたい仕事ができそう、と期待する
3.問題提起 → そう!そこが聞きたい!と更に期待する
4.ノウハウは入社したらできることに置き換え事例を話す → 実際にこういう仕事ができるんだ、と納得する
5.まとめ → この会社に入社したい! と決意する

どうでしょう? 自分が就職活動中の学生だったとしてもこの構成で話してもらって納得できれば入社希望すると思いませんか? 他にも事例報告を頼まれたときなどもこの構成を知っているとより聞く人に伝わる講演ができるようになります。

立石さんから直接学べるセミナー講師養成コースは10月から大阪と東京で開催されます。また新刊『セミナー講師の伝える技術』も明日?あたりから書店に並ぶようです。日ごろから伝えなきゃいけない場面が多い中小企業の社長さんにはセミナー講師を目指すわけではなくても得るものが多々あると思いますのでオススメします。

まとめ

今朝のブログは伝わる話の構成には鉄板があるというテーマで書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。