コンセプトにテーマ性を持たせる

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

大阪の夏マジ暑過ぎ、と大阪にしか住んだことがない私が申しております。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

テーマ性を持たせると楽しくなる!

私がいつも使っているコンセプトという言葉は平たく言うと「誰に何を伝えるのかを言葉にしたもの」という意味なのですが、そのコンセプトにテーマ性を持たせて展示会を作ることはすごくアリだと思っています。

例えばネジ屋さんが「機械加工業のお客さまの多用なニーズに対応できる最適なネジをご提案します」というコンセプトで寿司屋の店内のようなブースを作り寿司のネタのようにネジを陳列されている展示会を見たことがあります。社員さんは板前のような格好をして接客をされていました。そのブースはとてもにぎわってすごく良い印象を受けました。

また溶接屋さんが“つなぐ”というキーワードにもとづきというテーマで作られた展示会ブースもありました。駅の看板のような壁面装飾をし、社員さんは駅員さんの格好をして接客をされていました。ここもにぎわっていました。

コンセプトにテーマ性を持たせるとブースの雰囲気が楽しくなります。こういったブースを作り成功される企業はもともと明るい社風をお持ちです。こういう楽しいノリはやってる本人が心から楽しんでこそそれがお客さんに伝わり商談もうまくいくもので、やりたくもない人に無理やりやらせてもサムいだけです。恐らくスベるでしょう(笑)。

今、名古屋で展活セミナーに参加くださっている企業の中でワイヤーハーネス加工×武将をテーマに展示会を作ろうとされているところがあります。ここも若い社員さんの斬新な意見を柔軟に取り入れられる明るい社風の会社なのできっと上手くいくと思います。

人は好きなことをやっているときは時間を忘れてそれに没頭します。展示会担当者が歴史好きだったら戦国武将をテーマに展示会を作る作業はすごく楽しいと思います。そういう気持ちはお客さまに伝わります。それってとても大切なことだと思いませんか? 担当者が楽しい気持ちで展示会を作ることができる、という意味でもコンセプトにテーマ性を持たせることはすごくアリだと私は思います。

まとめ

今朝のブログはコンセプトにテーマ性を持たせるというタイトルで展示会におけるテーマ性について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。