人材派遣会社の展示会コンセプト明確化ワーク

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

朝からエライ雨ですね~。一雨ごとに涼しくなっていってくれるのでしょうか。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

出展コンセプトはこんなふうにして明確にしていきます

お盆前のはなしなのですが、8月10日にKHスタッフステーションさんにて出展コンセプト明確化ワークのファシリテーターをしてきました。

KHスタッフステーションさんはケイ・エイチ工業さんの専務さんが10年前に創業された人材派遣会社で、この秋の展示会に「外国人人材紹介サービス」を出展されるとのことで、その出展コンセプトを明確にするために呼んでいただきました。

出展されるサービスはベトナムやフィリピン等で技術教育を受けた外国人の方を日本の企業に紹介する、というものです。優秀な人材を海外に派遣したい東南アジアとなかなか人が集まらない日本企業をつなぐサービスです。

なので、まずはいつものように“伝えたいお客さん”を思いつくままに挙げていっていただきました。もう出ないかなーと思うところまで出し切るのに今回は1時間弱かかりました。いろんな顧客が想定できてしまうので出しはじめるとたくさん出るのですね。

次にこのお客さんを分類しながら本当に伝えたいお客さんを明確にしていきます。ここで伝えたいお客さんが3人くらいバシっと見えたらコンセプトは固まったも同然なのですが、こんな感じかなーとぼんやりしたまま次に進むこともあります。次を考える中で見えてくることもあるので。

伝えたいお客さんが決まったらその人が何を求め、何に困っているのかを書き出していきます。ここはそのままキャッチコピーに使う部分なのでKHスタッフステーションの強みを活かせるお困りごと、KHスタッフステーションが本当に解決して差し上げたいお困りごとを書き出した中から慎重に選んでいきます。

そうやって明確になった
・伝えたいお客さん
・その人が求めていること・困っていること
・その人に提供できること
・KHスタッフステーションの価値・強み
1枚のシートにまとめるところまで行けたらコンセプトは完成です。

これを元にチラシを作っていきます。今回は社長の意向でチラシラフ案を作るところまで1日でやってしまうとのことだったので、ここからウンウンうなりながらチラシラフ案を作りましたが、やってみてわかったことは1日に詰め込むには多すぎた、ということでした(笑)。

コンセプトを作るところまでで一旦置いて、本当にこのコンセプトで行くのか落ち着いて考える時間をとったほうがいいですね(^^;;

ともあれ、これが完成したら展活としてははじめての人材派遣会社ブースの事例になります。いい出会いを引き寄せるようなブースになるよう、引き続きサポートさせていただきます(^^)。

まとめ

今朝のブログは人材派遣会社の展示会コンセプト明確化ワークというタイトルでKHスタッフステーションさんのコンセプト明確化ワークの様子をお伝えしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。