営業活動は2年に一度の展示会だけ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

先日の台風で季節がまたグッと進みましたね。なかなか外が明るくなりません。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

中小製造業こそ目指したい営業のかたち

先週、見学に行った名古屋のメカトロテックという設備機械や技術の専門展示会にてお話しを聞かせていただいた企業さまが非常にうらやましいことをおっしゃっていました。

「新規顧客に向けての営業活動は2年に1度のメカトロテックだけ。ウェブサイトからの新規はあるけれども、それ以外の新規営業は一切やっていない。」

経営状態がどういう感じなのか詳しいことはわかりませんが、社員さんの人数は20人程度。ブースは4小間を使用し木工製作。おそらく装飾だけで100万円以上はかかっていると思われます。出展料や諸経費も合わせると300万円近い予算を展示会にかけていらっしゃるようにお見受けしました。

社員数20人でこの規模の展示会をされるところはあまり見たことがありませんが、2年に1度の出展で2年分の新規営業が一気にできると考えれば、決して高い投資ではないように思えます。


※画像は“メカトロテック”で画像検索した画面。

このお話を聞いて、これこそが中小製造業が目指したい営業のかたちなのではないかと思いました。製造業や技術系の仕事をされている方は飛び込み営業が苦手な方が多い印象があります。なので日ごろは新規営業のことは考えず、それ以外の製造のお仕事に集中する。そして展示会に出展するとお客様のほうから来てくださる、というような状況が作れるとしたら理想的なのでは、と。

このお話を聞かせていただいたことにより、展示会が持つ力の大きさを感じました。2年に1度展示会に出展すれば、それ以外の新規営業はしなくていいような会社を作りたい中小製造業の社長さんはきっとたくさんいらっしゃいますよね? そういう方の理想実現のお手伝いができるよう自分も精進していきたいです。

まとめ

今朝のブログは営業活動は2年に一度の展示会だけというタイトルで中小製造業の理想的な営業活動の在り方を考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。