一度がんばり方を覚えればどこでも通用する

こんにちは^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

台風の影響が残っているのかまだ少し風が強いですが、徐々に穏やかなお天気になっていくようです。そんなお昼の大阪から今日はブログをお届けします。

DVD『紳竜の研究』がめっちゃ良かった件

先日、ある方に薦められて『紳竜の研究』というDVDを見ました。このDVDには2007年に島田紳助さんがNSCという吉本が経営する漫才師養成学校で講演をされたときの映像が収録されており、その内容がめっちゃ良かったんです。

島田紳助さん自身は敵を作るタイプだし、嫌いな人はすごく嫌いだと思うので、ほんとに嫌だったらこの先は読んでいただかなくて結構です。私自身も好きか嫌いかで言うとあまり好きではありません。でもここに収録されていた講演はほんとに良かった。

具体的には
●才能×努力
●漫才の作り方
●相方の選び方
●ターゲットを明確にすることの大切さ
●自身の強み(X) × 時代の流れ(Y)=ウケる漫才
●心で記憶する⇒感情で喋る⇒伝わるトークになる
●M-1の勝ち方

と、大体こんな感じの内容。恐らく台本も何もなくて紳助さん自身が「今、NSCの芸人の卵たちに伝えたいこと」を思いのままに喋ってる感じでした。

私の展示会セミナーでは「商品力と伝達力の総合点が展示会の成果を決める」と言っているのですが、漫才師に置き換えると商品力とは「自分らしさ」「自分が経験してきたこと」で、伝達力とは「漫才の上手さ」「トーク力を磨く力」だな、と。なので紳助さんがこのDVDで言ってる方法は展示会に必要な「商品力・伝達力」アップにも使えると思います。というか、展示会出展において必要なマーケティングのやり方が全てこのDVDに収められているといってもいいくらいです。

そしてすごく共感したのが「芸人は売れないまま10年もやったらアカン。才能があるかどうかは必死でやらなわからへん。だから今は必死でやれ。がんばり方は教えられるからその通りにやってみろ。ほんでアカンかったら次の道にいったらええ。芸人としてのがんばり方を覚えたらそれは別の業界でも通用するから。」(私なりの要約。ニュアンスでとらえてください。)という言葉。

これってほんとそうだと思うんです。私も「私なんかが社長になれるんだろうか」と不安だったけど必死でがんばったら認めてもらえるようになりました。次に講師になろうとしたときも「私なんかが…」って思ってたけど必死でやったらできるようになりました。

今、また新たに次のチャレンジをはじめているのですが、社長になろうとがんばっていた頃の経験や講師になろうとがんばっていた頃にやっきた経験があるので、がんばり方を知ってるんですよね。

すごくいいことを言ってるんだけど、言い方が荒っぽいから嫌いな人は嫌いかもしれません。でも展示会を作る上でも参考にできる話がいろいろあったので、機会あればご覧になってみてください。

まとめ

今朝のブログはDVD『紳竜の研究』のご紹介でした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。