展示会来場者の目線はどこを向いているか

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

グッと寒くなりましたね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

来場者が最初に見るところに何を置くのか

展示会来場者を観察するのが好きなのですが、皆さんどこを見てるのかというと、ほとんどの人がまず最初にを見ています。

この写真は何気なく撮った写真なのですが、おもしろいくらい全員上を見ていますよね。展示会でお客さんが最初に見るところはブースの上部、と言っていいと思います。

そこで質問ですが、皆さんブースの上部には何を表記していますか?





…ですよね。ほとんどの企業が「会社名」を表記しています。

これは「TOYOTA」ならそれでいいです。TOYOTAが何を売っているのか誰でも知ってますから。でも我々中小企業の会社名なんて誰も知らないわけですよ。百歩譲って「(株)大島バネ」みたいに会社名を見たら何屋かわかるなまえだったらまだマシですが、「(株)大島工業」とか「(株)大島商会」とかだと何ができる会社なのかも全く伝わりません。一番最初にお客様が見る部分に載せる情報としては0点です。

なのでお客さんが最初に見るブースの上部には会社名ではなくキャッチコピーを表記しましょう。それも「誰のどんなお悩みを解決できるのか」が伝わるようなキャッチコピーを表記できれば一番いいです。

例えば「研磨のお困りごとをダイヤモンド砥石で解決!1個からオーダーメイドいたします」とか。誰のどんなお悩みが解決できるのか明確ですよね。

来場者は展示会会場内をを見ながら歩いています。その視界に最初に入る部分に会社名を表記するのはほんとにもったいない。もちろん業界内ですごく有名で誰もが名前を知っている会社ならば別です。そうではないのならブース上部には会社名ではなくキャッチコピーを表記しましょう。

まとめ

今朝のブログは展示会来場者の目線はどこを向いているかというテーマで書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。