展示会は手段の一つにすぎない

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

曇り空の大阪。今にも雨が降り出しそうです。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

本当の目的は「幸せな後継者を増やすこと」

昨日のブログ「最大の転機から得たものとは」の続きです。昨日、人生の転機について考えてみたところ、私の転機はやはり「社長になったこと」でそれによって得られたものは「自由」だと思い至りました。そして私にとって展活は手段に過ぎず、本当にやりたいことは後継者支援である、ということも明確になりました。

私には具体的な「幸せな後継者像」があります。これまでもブログで紹介してきましたが、
子宝カウンセラーの堀江昭佳さん
大阪製罐の清水雄一郎さん
ペーパーグラスの西村昭宏さん

この方たちの共通点は家業が元々持っている独自資源と自分らしさ・自分が好きなことの合わさるところを見つけ、その合わさるところを事業化し成功させ、家業を守り発展させておられるところです。

後継者になると決めたからにはもともとある独自資源をちゃんと活かしてほしい。そこに自分らしさをプラスすることで、幸せな後継のかたちを作っていってほしいんです。

そこに展示会が関わるかどうかはどっちでもよくて、上にあげた3人も西村さんと清水さんは展示会活用“も”してるけど、あくまでも情報発信の手段の一つで、優先順位としては決して高くはありません。

堀江さんにいたっては展示会なんてまったく関係ありません。全国で開催されている講演活動がその役割を担っています。

展示会は万能ではありません。幸せな後継のために必須項目でもなんでもありません。でも家業を守り発展させていくための手段の一つとして展示会を選び、私のサポートを必要としてくださるのであれば、私は全力でお力になりたいと思うのです。

今の日本において事業継承は一つの大きな問題になっていると聞きます。せっかく何十年何百年かけて蓄積してきた技術やノウハウが後継者がいないがためにすたれてしまう、という。どんなに時代が変わっても日本の根幹を支えるものはものづくりだと私は信じています。後継者がおらず廃業の道を選ばれる理由は様々だとは思いますが、もし売上の作り方がわからないという理由であれば私はきっとお役に立てます。展示会は使ってもいいし使わなくてもいい。後継者がいないことによる廃業をなくし、幸せな後継者を増やすことが私が本当にやりたいことです。

展示会は手段の一つにすぎない。このことをしっかりと認識した上でこれからも展示会活用アドバイザーを名乗るのか、それとも新しい肩書きを持つのか、それはまだわかりません。でも私の本当の目的は幸せな後継者を増やすことです。そこが揺らぐことはおそらくないと思います。

まだまだ発展途上の私ですが、これからも見守っていただけると幸いです。

まとめ

今朝のブログは展示会は手段の一つにすぎないというタイトルで本当の目的について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。