「展示会用の展示品を作る」とは

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

年の瀬らしい冷たく乾燥した晴れのお天気が続く大阪。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

問題解決を説明するための助けとなる展示品

昨日は「製造加工業だから展示するものがありません」 というタイトルでブログを書いたところ、Facebookのコメントで多くの反応をいただきました。皆さん同じ悩みをお持ちなのですね。昨日のブログでは製品がないなら展示会用の展示品を作ってください。どのような展示品を作るのかは問題解決を説明するための助けとなる展示品は何か、を考えて作ってください。というようなことを書きました。

今日は問題解決を説明するための助けとなる展示品を具体的に紹介します。これまでも何度かブログで紹介したことがあるタケダ歯車さんはこのような展示品を作られました。順番としてはまずお客さんのどのような問題を解決できる技術なのか言語化し、コンセプトを明確にします。それを元に作られたチラシがこちら。

タケダ歯車さんのテーマは歯車の「困った」を解決!!で、具体的には歯車の“小型化”“静音”“解析”でお困りの方にどのような解決法を提案できるのかを打ち出されました。

それを具体的に説明するために製作された展示品がこちら。

具体的に歯車の“静音”“小型化”“解析”にお困りの方にどのような解決法を提案できるのかを説明するための展示品が並んでいます。これらの展示品を実際にお客さんに触っていただいたり、見ていただきながら技術を説明できるようなつくりになっています。

上の画像は今年のメッセナゴヤに出展されたときのもので、昨年の出展時は下の画像の展示でした。今年のほうがよりわかりやすい展示に進化しています。

ぜひ、「うちだったら問題解決を説明するためにどのような展示品を作ればいいのだろう」と考える際の参考にしてみてください。

まとめ

今朝のブログでは「展示会用の展示品を作る」とはというタイトルで展示会のための展示品を具体的に紹介してみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。