どうでもいい話を延々続けるお客さんの対応

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

急にあたたかくなりましたね。昨日の日中は上着がいらないくらいの陽気でした。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

この人いつまで喋り続けるんだろう…

展示会に関するお悩みでたまに聞くのがこちら。「ブースに来られたお客さんが延々自分の話(往々にしてどうでもいい話)をやめず、他のお客さんの接客もできないし、こういう人の対応はどうしたらいいのでしょうか。」というもの。専門展ではあまりないと思いますが、入場料無料のローカル総合展示会ではちょくちょくありますよね。

これは正解のない問いかも知れませんが、私の経験から考えられる現時点での最善の対応策を書いてみようと思います。

一旦、聞く

まずは一旦、聞いてみます。なぜなら最初のやりとりだけでは見込み客なのかどうかわからないからです。そして見込み客ではなかったとしても人がいるところに人は集まりますから、まったく誰もいない暇そうなブースより誰かがブースにいるほうが他の人も立ち寄りやすいからです。なのでどんなお客さんであれ、一旦、話を聞いてみることは必要です。

見込み客かどうかを判断する

次に見込み客かどうかを判断する質問をします。これは予め「接客内容記録シート」を準備し、接客時に聞くことを決めてけおけば上手くいきます。>>接客内容記録シートについてはこちら

例えば溶接技術を展示しているのであれば「溶接が必要になる機会はありますか?」などが見込み客かどうかを判断する質問です。その質問に明確な答えが返ってこなかったとしたら、ただの「時間どろぼう」の可能性が高いので次のステップへ。

いよいよ最後の手段

どうでもいい話に終わりが見えず、他のお客さんもブースにいらしているのに対応できないような状況になってきたら、いよいよこの「時間どろぼう」さんの存在がうっとおしくなってきます。そこまできたらもう強制的に終わらせていいと思います。「ちょっと失礼」と他のお客さんに話しかけるとか、最終手段として鳴ってもいない携帯電話に出るフリをしてその人から離れるとか(笑)。

展示会はまだ知らない見込み客と出会い、その人と商談をするための場なので、それを犯す権利は誰にもありません。困ったお客さんに時間を取られ続ける必要はないと私は思います。

まとめ

今朝のブログはどうでもいい話を延々続けるお客さんの対応について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。