新しい名前で新しいお客さんへ

2018年8月8日 2019年4月18日

大島節子

おはようございます＾＾
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日が暦の上では立秋だったのですね。少ーし涼しくなりました。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

自社製品を改名することで新しいお客さんに届くのか

昨日のブログにも書きましたように、ケイ・エイチ工業さんの自社製品「Speed Scale」が8月23日から幕張メッセで開催されるＤＩＹショーでデビューします。この製品はこれまで“一発！早出しクン”という名前で販売されてきました。

この製品は縮尺がわからなくなった図面の寸法出しができる定規で、これまで建設系や製造業系などの日ごろ図面を扱っておられる方にご利用いただいてきました。

こちらの名前で既にヒットしているのですが、この名前ではまぁ女性には敬遠されますよね（笑）。元々この製品は開発された段階では女性が使うことは想定されていませんでした。しかし実際に販売をはじめてみると女性が使われる場面も結構ありました。

なので従来のお客さまにはこれまでどおり“一発！早出しクン”という名前で販売を続け、これから新たに販路拡大していきたい先のお客さま向けに「Speed Scale」という名前でも販売を開始するとのことです。

その最初のお披露目の場が今月のＤＩＹショーになるわけですが、新しいお客さま像はまずは“女性”です。日ごろから縮尺がわからない図面の寸法出しが必要な場面で働いていらっしゃる女性、というのも結構いらっしゃるようです。

例えばシステムキッチンのショールームで営業をされている女性。お客様が持ってこられた図面に自社のシステムキッチンが入るのかどうか、以前は定規と電卓で計算をしていたけれどもSpeed Scaleがあれば自動計算できるようになります。

また例えばデザイナーさん。デザイン会議で図面を見ながら内装を決めていくそうなのですが、その際にも寸法を測るのに定規と電卓では時間がかかって面倒くさかったそうです。そういった方のお困りごと解決にSpeed Scaleはお役に立ちます。

今回はチラシもブースデザインをスッキリさせ、イメージが直接的に伝わるように工夫をしました。果たして届くのでしょうか？！　

まぁね、これだけ“一発！早出しクン”で浸透したのだから、別の名前で新たに売り出そうなんてしないと思うんですよ、普通は（笑）。プロジェクトのリーダーは専務の平野さんですが、平野さんはゼロをイチにするよりもイチをヒャクにしたりセンにしたりオクにしたりするのが好きな人です。せっかく手に入れた自社商品で色んな実験をやってみて、未開拓の地にガンガン斬り込んでいくことが楽しくてたまらないんだろうな、と。経営者にもいろんなタイプがいますね。様々なタイプの経営者に会えるこの仕事は楽しいです(^^)。

ＤＩＹショーには私も行ってますので、今月8月24日のブログで現場からのレポをお届けできると思います。お楽しみに。

まとめ

今朝のブログは新しい名前で新しいお客さんへというタイトルでSpeed Scaleが求める伝えたいお客さん像について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島節子

展示会活用アドバイザー：展活

1975年大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95％以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。