来場者が最初に見る場所に何を掲げるか

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

朝晩はひんやり。二度寝をしてしまいがち(笑)。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

来場者は上を見ています

展示会で来場者を観察したことはありますか? 私はよくやっています。特に来場者の目線に注目してみています。来場者はどこを見ていると思いますか?

です。来場者の多くは上を見ながら歩いています。上の写真は何気なく撮った写真ですが、見事に皆さん上を見ています。おそらく無意識の行動だと思いますが、上を見ながら自分に必要な情報を取捨選択しているのですね。

なので、展示会ではブースの上部に何を掲げるのかがとても重要です。ブースの上部には“パラペット”と呼ばれる鴨居のような部分があります。ここにほとんどの企業が掲げているものと、



そう。会社名ですね。会社名だけで何ができるのかわかるような名前だったら別ですが例えば「大島製作所」みたいな会社名だったら何ができる企業のブースなのかまったくわかりません。

なのでパラペットには会社名ではなくキャッチコピーを掲げましょう。商品名に伝達力がある場合は商品名でもいいです。

上の画像はエドランド工業さんのブースです。パラペットにはキャッチコピー「機械刃物を1個からオーダーメイド 機械刃物の最適化工場」が掲げられています。機械刃物に関係がある仕事をされている方の目には確実に飛び込んできますよね。

こちらの画像は宮防さんの遮熱対策コーティング剤「ファームバリア」のブースです。ブース上部に「暑さから牛・豚・鶏を守ります!」というキャッチコピーが掲げられています。今年の夏、畜舎の暑さ対策に頭を悩ませた畜産業関係者の目には確実に飛び込んできますよね。

来場者は上を見ています。なのでブース上部には会社名ではなくキャッチコピーなど伝えたいお客さんの目にとまる言葉を掲げましょう。

まとめ

今朝のブログは来場者が最初に見る場所に何を掲げるかというテーマで書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

The following two tabs change content below.
アバター画像

大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。