予算ゼロで展示会用動画を作る方法

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日はハロウィンかぁ。と、言っても特に何もしませんが。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

展示会に動画が有効なのはわかっているけれど…

ここ数年、展示会で何が変わったかというと動画を活用されている企業が増えたことです。誰もが1人1台スマートフォンを所有するようになり、動画が身近になったことが関係あるのでしょう。

しかし、展示会用にPR動画を作るとなるとやはり“プロに撮影をお願いしてきちんと作らなければならない”と考える方が多いのではないでしょうか。そうなると予算が必要ですよね。相場はピンきりですが制作会社に依頼して数分のPR動画を作るには50万円くらいはみておく必要があるかと。

そんな予算はないけど、展示会で来場者の目を引くために何かしら動画をブースに置きたいんだよね、と思われる方にはこんな方法もあります。

それはチラシに使用した素材でパワーポイントを使ってスライドを作り、それを動画にしてしまう、という方法です。

下の動画をご覧ください。1分強で見れます。

この動画はケイ・エイチ工業(株)さんのスピードスケールという自社製品のPR動画です。この動画は全てパワーポイントで作りました。

こちらが元となるチラシです。コンセプトを明確にした上で制作した伝達力の高いチラシがあることがまず前提になります。動画制作の手順は下記のとおりです(ある程度パワーポイントを使えることが条件になります)。

1.チラシの素材を使い必要数のスライドを作成する

2.「画面切り替え」で1スライドごとの秒数を設定する

3.YouTube等でフリーで提供される音楽をダウンロードする

4.最初のスライドにダウンロードした音楽を挿入し、スライド切り替え後も再生が続くように設定をする

5.MP4形式で保存する

手順としては以上です。どうでしょうか。私はよく「チラシを解体すればブースは作れる」と言っていますが、この場合「チラシを解体すれば動画は作れる」になりますね。

パワーポイントをあまり触ったことがない方はチンプンカンプンかもしれませんが、ある程度パワーポイントを使える方は「なるほど!」と思っていただけるのではないでしょうか。

もちろん紙芝居のような見た目になりますし、プロが作ったPR動画の足元にも及びません。でもこれでも「誰のどんなお困りごとが解決できるのか」という展示会で最も伝えたいことを来場者に伝えるための助けにはなります。

実際、8月のDIYショーでこの動画を流したところ立ち止まって1分間動画を見てこの製品の特長を理解した上で質問をしてくださる方が多かったです。

中小企業の展示会で予算はないけれどもブースに動画を置きたい方はよかったら参考にしてください。

まとめ

今朝のブログは予算ゼロで展示会用動画を作る方法というタイトルでパワーポイントを使用しチラシを解体してブースを作る方法について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。