アフターフォローまずはできることから

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

日に日に明るくなる時間が遅く、暗くなる時間が早くなってきました。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

展示会でできたご縁はつなげてこそ意味がある

展示会が終わったら名刺を整理しぜひとも取引したいと思う先にはアポを取って訪問をしたりします。問い合わせが来たら見積を提出するなどの対応もあります。こういった展示会直後に発生する仕事が終わったら展示会は全て終了と思いがちですが、ここで終わらせてしまってはもったいないです。

せっかく展示会でできたご縁はつなげてこそ意味があります。忘れられないように定期的にコンタクトをとる必要があります。具体的にはメルマガとニュースレターなのですが、どちらもまったくやったことがない方には敷居が高いですよね。なので段階的にはじめる、というやり方がいいのではと思います。

まず、今の時代FacebookやインスタグラムなどSNSを使っていらっしゃる方がほとんどですよね。「展示会に出展してます!」とか「こんな製品つくりました!」とか写真と一緒にアップされることもあるかと思います。

そういう方は一歩すすめてそれをブログにしていただきたいんですよね。SNSに写真をアップしてもその瞬間に見てもらえるだけですぐに流れてしまいます。でもブログ記事にするとそれがサイトの財産になり、検索で見つけていただく窓口が一つ増えることになります。

ブログはできればアメブロなどの無料サービスではなく、自社のドメインの中にワードプレスなどのシステムを入れて独自ドメインで作ったほうがいいです。ブログを含めてそれが自社サイトの価値になるからです。「展示会に出展しました」等のブログに慣れてきたらできればぜひ問題解決ブログを書いていただきたいです。「こんなご相談に対し、このような提案をしました」という形式のブログです。これが多ければ多いほど検索に強いサイトになります。

ブログを継続して書くことになれてきたら、ぜひメルマガにチャレンジしていただきたいです。日ごろからブログ記事を書いていると、メルマガを発行することはそう大変ではありません。月数千円のメルマガサービスを使って日ごろのブログの中から反応が多かったものをリライト(書き直し)して1ヶ月に1回とか3ヶ月に1回でもいいのでメルマガにして展示会で名刺交換した方たちのリストに配信します。そうすることで展示会から時間が経っても思い出していただけるきっかけになります。

ちなみにメルマガのシステムを持っていると、展示会直後のお礼メールの配信もずいぶんラクになります。

メルマガを発行することにもなれてきたらニュースレターにチャレンジしてみていただきたいです。ニュースレターはメルマガよりも更に読んでいただける確率が上がります。もちろん送料がかかるので本当に伝えたいお客さんにだけ送ればいいです。頻度も年2回とか春と秋の展示会の前だけとかでもかまいません。

内容はブログやメルマガをリライトしたものでもいいですし、ニュースレターならではのスタッフ紹介なんかもいいですね。こんな人がいる会社なんだな、ということが伝わるとお客さんとの距離がグッと近くなります。

上の図は展示会で名刺交換した方とのコンタクトの手段を頻度の縦軸と到達率の横軸で表したものです。いきなり全てやるのは大変なので何もしていない方はまずはSNSからはじめてみませんか?

日々の仕事だけでも充分忙しいと思うので、まずはできることから。そして慣れてきたら次に進むといったような段階を踏むやり方でやってみてください。

こうやって定期的にコンテンツを発信しているとそれを取ってくださったお客さんからいただける問い合わせには親しみがこもっているはずです。納期と価格の戦いではなく「あなただから」発注します、と言われるような仕事、それは信頼関係を築いた先にしかありえません。理想の仕事のかたちを手に入れるためには手間がかかります。まずはやれることからコツコツと。

まとめ

今朝のブログはアフターフォローまずはできることからにというテーマで書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。