展示会用タペストリーを壁面にかける方法

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

変に暖かいこの数日でしたがまた寒くなるようですね。今日は雨も降るようで。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

タペストリーは“S字フックを使って壁面にかけます”

私の展示会セミナーでは中小企業の展示会の壁面装飾には“タペストリー”をおすすめしています。繰り返し使う場合はポスターパネルでもいいのですが繰り返し使っていると折れてきます。その点タペストリーは丈夫ですし、持ち運びにも便利です。

展示会初出展企業が実際にタペストリーを制作される際、必ず出てくる疑問は「これをどうやって展示会ブースの壁面パネルにかけるのだろう?」というものです。

答えは「タペストリーは“S字フック”を使ってパネルの上部の溝にひっかけるかたちで壁面にかけます。」です。

展示会用のシステムパネルの上部には4ミリの溝があるので、そことタペストリーの上部パーツについている穴をS字フックで連結すると壁にかけることができます。

タペストリーの形状は上部を袋縫いにしてポールを通すという方法もありますが、上の画像のタペストリーのようにタペストリー専用パーツで作っておいたほうが扱いやすいです。

中小企業の展示会で最も使いまわせるセットになります

また最近よくオススメしているキャッチコピーをかかげた3mの横断幕とセットでタペストリーを設置する場合の設置法も書いておきます。このセットを作っておくと様々なタイプの展示会ブースで使いまわすことができます。

横断幕の上部にハトメを打っておき、ハトメの穴とパネル上部の溝をS字フックで連結するかたちで壁にかけます。

全体はこんな感じです。

横断幕の縦幅分のヒモかチェーンを使いS字フックとタペストリーパーツの穴をつなぐかたちで設置。その部分を隠すようなかたちで横断幕をかけます。

このやり方でタペストリーと横断幕を用意しておくと3m×3mの基本的なブースサイズはもちろん、2m×2mブースのときはこれをL字型に設置することもできます。また中小間でパラペットがあるタイプのブースのときは横断幕をパラペットに設置することもできます。

展示会の講師を6年間やってきて、いろいろ試した結果、このセットを作っておくと一番汎用性が効くように思います。

参考にしていただければ幸いです。

まとめ

今朝のブログは展示会用タペストリーを壁面にかける方法中小企業の展示会で最も使いまわせるセットについて考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。