1小間ブースの展示台を置く場所

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日は一日雨のお天気のようですね。週末くらいには梅雨明けするのでしょうか。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

展示台は“前”に置こう!

今日は展示会で展示品を置くための展示台をどこに置くのか、ということについて説明したいと思います。よくある3m×3mの1小間ブースではお客さんにブース内に入ってきてもらうのは難しいです。なので通路に面した部分に展示台を置くほうが効果的です。

展示台を奥に置きたい気持ちはわかります。そのほうが展示しやすいですからね。でも実際の展示会会場を歩いてみるとすぐに理解できるはずです。人はちょっと興味がある程度では1小間ブースの中まで入っていかないのです。でも通路に面したところに展示台を置いておくと少しでも興味がある方は目をとめて立ち止まってくださいます。

上の図の左側はコの字型ブース。三方向に壁があり一方向が通路に面している場合です。その場合は展示台は通路に沿って置くようにしてください。上の画像では1800mm×600mmのテーブルを2つ置くことを想定しています。テーブルを2つ奥場合は奥に置くほうのテーブルをブロックか何かで上げ底をしてひな壇のようにするとより見やすい展示になります。

上の図の右側はL字型ブース。二方向に壁があり二方向が通路に面している場合です。こちらも1800mm×600mmのテーブルを2つを想定しています。この場合は通路に沿っている2面にL字型に置くとよいです。

これが6mブースになると話は変わってきます。6m×3mの2小間ブースであればお客さんがブース内に入ってきてくださることを想定し、回遊性を考慮したブース設計でも効果はあります。

ただ3m×3mの1小間ブースではなかなかお客さんはブース内には入ってきてくださらないので、展示台は通路に面した部分に置いたほうがお客さんの目にとまり、立ち止まっていただける確率は上がるといえます。

なので3m×3mの1小間ブースでは上の図のような展示台の置き方がおすすめです。

まとめ

今朝のブログは1小間ブースの展示台を置く場所について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。