時代に合わせて展示会も変わらなければ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

またグッと寒くなった朝。乾燥注意報が出ているようですね。風邪を引きやすいので用心しないと。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

もはや世界はスマホを中心に回っている

ここ10年を語る上でまず何を置いてもはずせないのはスマホの存在ですよね。生活にかかせないモノであるだけでなく、もはや世界はスマホを中心に回っていると言っても過言ではないくらい、重要なポジションに収まってしまいました。

スマホは私たちの生活スタイルのあらゆる場面に影響を与え、変化させました。それは展示会も例外ではないのです。いまだに展示会全体としては撮影禁止でもブース単位でこのような看板を立てて積極的に撮影しSNSでの拡散をうながす企業も増えてきました。

もうこの流れを止めるのは不可能です。おもしろいものが目に入れば反射的に撮影しSNSで共有する、そういう社会になってしまいました。なので展示会を撮影禁止にすること自体、既に無理があると思うのです。

そもそも写真を撮られたくらいで盗まれる技術を技術と呼んで良いのでしょうか? もちろん展示品を盗んで解体されたりしたら根幹の技術が盗まれてしまうと思います。なので盗難対策は必要でしょう。意匠関係の問題ならばそれは事前に申請しておこうよ、という話です。展示会で出品しているのですから、全世界に公開するのだと腹をくくってその方向で対策をとらねばならない時代なのです。

この変化を悲観するのではなく、積極的に写真を撮ってSNSにアップしてもらうことを楽しみ、マーケティングに活用する方向で考えていきましょう。もうこの流れが逆行することはないのですから。

展示会とSNSは実は相性は良いです。大企業がやっているようなマーケティングを中小企業でもSNSを活用することで取り入れることは可能なのです。そのあたりのことはこちらの記事に書きました。

>>展示会前後のスケジューリングが楽しくなる方法

もはや世界はスマホを中心に回っています。展示会だけが前時代に居て良いわけがありません。うまく時代の波にのることを楽しんでいきましょうね!

まとめ

今朝の展活タイムズは時代に合わせて展示会も変わらなければというタイトルで展示会の撮影禁止問題について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。