京都ビジネス交流フェア2026 レポ

おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今はかなり寒いですが、週末にかけて暖かくなるようですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

顧客の課題から生まれた「技術大賞」の裏側

2月18日(水)~19日(木)京都パルスプラザにてBtoBに特化した京都最大級の異業種交流型展示会「京都ビジネス交流フェア2026」が開催されています。

私は毎年この時期に開催される本展を10年以上前から見学しているのですが、今年は様子が少し違いました。今回から「京都発・グローバルニッチ戦略展」というタイトルが冠されているのです。

「グローバルニッチ戦略」を体現する会場づくり

その姿勢は、会場のレイアウトにもはっきりと表れていました。

会場の中央の最も目立つ場所で「半導体特別展」が展開され、第一展示場では「フードテック展」が開催されるなど、コンセプトに沿った特別展に力が入っている様子が伺えました。また、長年この展示会を見てきた私の個人的な印象ですが、昔と比べてしっかりとブースを作り込んでいる企業が増えたなぁと感じます。

技術大賞の裏側

今回の視察のもう一つの目的は、こちらのステージイベントを聴講することでした。

「技術大賞受賞 (株)最上インクスの挑戦から読み解く ~技術のブレークスルーはどう生まれたか~」

京都中小企業技術顕彰の大賞を受賞された株式会社最上インクスの鈴木社長と、同社の開発担当社員さんお2人、そして神戸国際大学の中村智彦教授による対談企画です。

実は、私が中村先生の講演を初めてお聞きしたのは2012年のこと。その際にFacebookで繋がっていただき、今回先生の投稿を拝見して「ぜひお話を聴きたい!」と駆けつけました。10年以上ぶりに生でお話を伺いましたが、先生、当時と全然お変わりなくてびっくりしました(笑)。

自社製品開発に立ちはだかる壁を越えて

最上インクスさんは「配管あと付け電熱フィン『巻冷-MAKIREI』」という製品で技術大賞を受賞されました。対談では、中村先生がインタビューする形で、その開発ストーリーが紐解かれていきました。

特に私の心に深く残ったのは、以下の3つのポイントです。

  • 出発点は「顧客の課題」と「危機感」
    鈴木社長は先代から試作部品を製作する会社を継承されました。当時はとても経営状態が良い状態だったそうですが、社長の中には「同じことをしていては下がっていくだけ」という強い危機感があったと言います。 そこで、部品を作りながら日々感じていたお客さんの課題である「熱の問題」を解決すべく、自社製品の開発をスタートされました。
  • 加工会社がぶつかる「投資と売上の壁」
    加工業が自社製品を開発する際、必ずと言っていいほど直面する壁があります。それが「投資に対して、売り上げがなかなか追いついてこない」という時期です。 最上インクスさんもこの壁にぶち当たり、一度は立ち止まったり、紆余曲折を経ながらも、歩みを止めず継続されたからこそ、今回の大賞受賞までたどり着かれました。
  • ビジョンを共有できるチーム作り
    この困難な道のりを社長一人で抱え込むのではなく、考え方に共感し合える社員さんと関係性を築き、開発チーム一丸となって壁を突破されたお話は印象に残りました。

まとめ

「はじまりはお客さんの課題であったこと」。 これは、私が日頃から展活でお伝えしている「誰のどんな悩みを解決するのか?」というコンセプト作りの本質そのものです。やはり、行き着くところはそこなのだとあらためて思いました。

新たなタイトルを掲げ、さらに進化した「京都ビジネス交流フェア」。本日19日(木)まで開催されていますので、ぜひ足を運んでみてください!

今日もお読みいただきありがとうございます。

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