日本の展示会会場の大きさ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

11月は展示会開催のピーク。2週連続で出展なんて方も多いのでは? お疲れ様です。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

各地の会場の展示面積を一度整理してみた

この秋、展活とご縁深い愛知県に新たな展示会会場がオープンしました。常滑のセントレア空港の隣にできた愛知国際展示場、通称“愛知スカイエキスポ”です。私も早く見学に行かねばと思いながらなかなか展活企業と関係あるような展示会が開催されないのでまだ行けずにいます。

愛知スカイエキスポがオープンしたことで日本の展示会会場の展示面積ランキングが動いたので一度整理しておこうと思いまとめてみました。

愛知スカイエキスポの60,000㎡は日本の展示会会場展示面積ランキングで現在4位につけています。公式ホームページでも日本で4位の広さを前面に出しています。

ただこの順位は数年で変わることになりそうです。

2022年にポートメッセなごやの新第一展示館が完成し展示面積は40,000㎡になり、2026年に第2展示館と第3展示館の拡張工事が完成したあかつきには80,000㎡という巨大な展示会会場になることが予定されています。(こちらのニュース記事より)

2026年というと7年後ですからその間にいろいろありそうですし、他の会場も拡張工事をしたり、まったく別のところに新しい会場ができる可能性もあるのでそのときの展示面積ランキングがどうなるのかは現状では予想できません。

ただ世界で一番大きな展示会会場はドイツ・ハノーバーの466,000㎡。二番目は中国・上海の404,000㎡。日本で一番大きな東京ビッグサイトは世界だと78番目です(こちらの記事を参照)。世界中から人が集まるような国際展示会を開催しようとなるともっと簡素でも良いので大きな展示会会場がほしいところです。

東京オリンピック前後の期間限定で建設された青海の仮設展示場が思いのほか出展社からも来場者からも好評です。駅から近いし搬入も設営も見学もしやすいと。私は個人的に展示会会場ってあんな感じでいいと思っています。

増税後のなんとなく不景気に向かっている空気がただようこの頃。展示会活用を考える企業がますます増えるのではと思われます。展示会の専門家として今後も会場問題の動向には注目していくつもりです。

まとめ

今朝の展活タイムズは日本の展示会会場の大きさの整理と思うことをまとめてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。