MOBIO展活2025 2講レポ
おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。
蒸し暑い朝。週末は雨が降るようですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
実際の展示会を“見て学ぶ”
昨日はMOBIO展活の第2講が開催されました。今回のテーマはセミナールームを飛び出して「展示会見学ツアー」。学びの舞台は、まさに今、インテックス大阪で開催中の「高機能素材week大阪」です。
第1講で学んだ展示会の基礎やコンセプト作りの重要性を、実際のブースを見ながら肌で感じていただく、超実践的なプログラム。参加企業の皆さん前のめりで参加をしてくださいました。
「パナガイド」が大活躍!解説を個々の耳へお届け
見学ツアーでは参加者の皆さんには、「パナガイド」というイヤホンレシーバーを装着していただきます。

これがあれば、広い展示会場でも、周りが少々騒がしくても、私の解説や「ここに注目!」というポイントが、皆さんの耳元に確実に届きます。グループでの展示会見学には欠かせない、頼りになるスグレモノ。
というわけで、イヤホンから流れる私の解説を聴きながら、高機能素材weekの会場を、参加企業の皆さんと一緒にゾロゾロと(笑)見て回りました。
展示ブース、見るべきはココ!
では、具体的にどんな点に注目してブースを見て回ったのか? 私がいつもお伝えしている「ブースの見方」のポイントを、ここでも少しだけご紹介しますね。
- 照明の効果 ブース全体の明るさによる印象の違いを実際に目で見て感じる。
- 色使い 色選びはコーポレートカラー?来場者の目を引く配色は?ターゲット層に合った色の選び方とは?
- 読ませる文字の力! パッと見て理解できる文字の大きさか?フォントは適切か?情報量は多すぎないか?
- 心に刺さるキャッチコピー! 誰に、何を伝えたいのかが明確か?来場者にとってのメリット(ベネフィット)は伝わるか?思わず足を止めてしまう言葉とは?
- パラペット&タペストリー活用術! ブースの「顔」である上部スペース(パラペット)や、壁面を飾るタペストリーは効果的に使われているか?遠くからでも、そのブースの「売り」が一目でわかるか?
などなど…。良い事例も、ちょっと残念な事例も、具体的に指摘させていただきながら、「自分たちのブースだったらどうするか?」を皆さんに真剣に考えていただきました。
学びを共有 WTCでの「振り返り会」
みっちり展示会場を見て回った後は、インテックス大阪からWTC(アジア太平洋トレードセンター)の会議室へ移動。ここで、さらに重要な「振り返り会」を実施しました。
展示会をただ“見る”だけで終わらせてしまってはもったいない。インプットした情報を、自分の言葉でアウトプットし、他の参加者の意見と照らし合わせることで、気づきや学びは更に深まります。この「振り返り」こそが、知識やノウハウを自分の中にしっかりと定着させるための、非常に重要なプロセスなんですよね。

会議室では、 「あのブースのタペストリーの使い方は、うちでも参考にできそうです。」 「あの製品なら、こんなキャッチコピーが良いかもしれない」 「照明でブースの印象がガラッと変わることが分かりました」 などなど、皆さんからたくさんの気づきやアイデアが、出てきました。 他の参加者の発表に、共感の声が上がったり、新たな疑問が生まれたり…。貴重な意見交換の時間となりました。
まとめ:見て、考えて、共有して…次なるステップへ!
こうして、MOBIO展活 第2講「展示会見学ツアー&振り返り会」は、非常に有意義で充実した内容で、無事終了することができました。 今日の学びを、今後の自社の展示会準備(例えば、これから具体的に作成していくチラシやブースデザインなど)に、ぜひぜひ活かしていただきたいと思っています。
展示会は、出展する側として参加するだけでなく、こうして「学ぶ場」としても、本当に最高の教材になりますね。私も今回の見学ツアーから改めて多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
MOBIO展活はまだまだ続きます。今後も展活タイムズでお伝えしてまいりますね!
今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

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