展示会の探し方

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

空気が乾燥しているからか喉から風邪をひかれる方が多いようですね。展示会のピークはもうしばらく続くので早めの対策で乗り切りましょう!そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

うちの商品を出展するのに適した展示会はありますか?

私がよく受ける質問のひとつに「どの展示会に出展すれば良いですか?」というものがあります。私がなじみ深い商材であれば即答できるのですが、あまり縁がない商材だとすぐにはお応えできませんが、「誰に何を売りたいのか」が明確になっていれば探す方法はいくつかあります。

例えばこのような方法です。

『展示会データベース』(書籍)

ピーオーピー社が発行している『展示会データベース』という書籍があります。例えば2020年版には2019年と2020年に日本国内で開催される500以上の展示会の出展者数・出展小間数・来場者数などを掲載されています。開催場所や出展料、募集期限などもチェックできます。8,500円+消費税+送料なのでざっくり1万円します。>>詳しくはこちら

世界の見本市・展示会情報(J-messe)(サイト)

ジェトロのサイト内にあるデータベースです。業種・開催地・会期・キーワードで検索できます。>>詳しくはこちら

展示会とMICE(サイト)

ピーオーピー社が運営する展示会情報サイトです。キーワード検索と主要展示会カレンダーという機能があります。>>詳しくはこちら

出展を申し込む前に

このように探し方はいくつかあるのですが、実際に出展を申し込む前にしてほしいことがあります。それは実際に自分の目で見ることです。展示会には経費がかかります。なのでデータはあくまでも参考材料とし自分で足を運び展示会を見てから出展するかどうかの判断をしていただきたいです。

私は展示会は専門性という縦軸と地域性(ローカルグローバル)の横軸で4つに分類できると思っています。

どの展示会に出せば良いのかという問いのシンプルな答えは「ターゲットとするお客さんがたくさん来る展示会」なので東京の専門展に出さなきゃ!と思いますよね。でも地方の企業が東京に出展するには最低限の装飾にしたとしてももろもろ含め200万円くらいの経費を覚悟する必要があります。

なので私はまずは地方の総合展、そして地方の専門展とステップアップしながら出展の型を作り、準備を整えてから東京の専門展にチャレンジするというやり方をおすすめしています。ステップアップする中でぜひ出展社同士で情報交換し、情報を集めてください。実際に出展された方から得る口コミは信用できます。

そうやって自社の商材にピッタリはまる展示会を探していっていただければと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズは展示会の探し方について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。