展示会の中止や延期、出展中止などの現状まとめ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

お伝えしたいことは色々あるのですが、現在、皆さんの関心ごとはこの問題だと思うので今朝はこちらをお届けします。

今現在(2020年2月20日早朝)の状況

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考慮し開催中止を決めるイベントが続出する中、18日午前の段階で加藤厚生労働大臣は「先日の専門家会議では、大規模なイベントについて中止が必要という意見はなかった。したがって、それぞれのイベントの主催者によって、適切にご判断いただくことになる」とのことでした。

>>新型ウイルス 「大規模イベント開催は主催者判断」加藤厚労相

しかし、19日の夜に大規模なイベントの開催のあり方について、専門家からの意見を整理し、明日(2月20日)にもガイドラインを示す考えを明らかにされました。

>>大規模イベント開催のガイドライン、あすにも提示へ 加藤厚労相

主催者判断で展示会の中止や延期が発表されはじめる中、展活とご縁ある企業が多数出展される日本ものづくりワールドは来週に迫っています。現在“機械要素技術展”でグーグル検索すると予測変換の1位が「機械要素技術展出展中止」、2位が「機械要素技術展コロナ」。“日本ものづくりワールド”で検索すると1位が「日本ものづくりワールド中止」、2位が「日本ものづくりワールドコロナ」という状況です。

運営会社であるリードジャパンは下記のような発表をしています。

 ビジネス向けの各種見本市を手掛けるリード エグジビション ジャパンは、幕張メッセで2月26~28日に開催予定の「日本ものづくりワールド」について、感染症対策を行った上で「予定通りに開催する」としている。

 同社は「本展には中国湖北省、浙江省からの直接の出展はない」とした上で、「手洗い消毒液の設置」「咳エチケットと頻繁な手洗いを推奨する看板の設置」「救護室の設置」「医師、看護師の常駐」などの対策を取るという。サーモグラフィーでの体温測定も行い、37.5度以上の場合は問診票を記入し医師との面談も行った上で入場を断る場合もあるとしている。

>>新型コロナ、イベント中止か開催か 迫られる「苦渋の選択」

なので日本ものづくりワールドに関しては開催自体が中止になることは今のところないようです。

ただ出展中止を発表する企業は増える一方です。「機械要素技術展出展中止」で検索するといくつも出てきますが、大きなところでは住友重機械工業が出展を中止するようです。会場のド真ん中の巨大な島ブースが消えることになります。

今日中に発表される予定のガイドライン次第でまた状況は変わってくると思われます。今は正しく状況を把握することにつとめたいと思います。

まとめ

今朝の展活タイムズは展示会の中止や延期、出展中止などの現状まとめをお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。