新時代型展示会で予想以上に大切だったスキル

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

10月に入りました。去年までの10月とずいぶん違う月になりそうです。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

展示会に合わせて自社でサクっと動画を作れるようになると相当強いかと

今日からモノづくりフェア2020オンラインダイジェストというWEB展示会がはじまります。この展示会は毎年福岡で開催されてきた九州地域の製造業系を代表する日刊工業新聞社主催の展示会ですが、今年はリアル開催は中止。オンラインのみの開催になりました。まだ見れませんが、おそらくこの後10時にオープンになるのではと思います。

また10月7日からインテックス大阪で開催される関西ものづくりワールドはリアル・オンライン併設型での開催になります。

日本のものづくり企業と関係深いこれらの展示会がオンライン化されたことで、対策の必要に迫られていらっしゃる方も多くいらっしゃることと思います。

モノづくりフェアの企業ページやものづくりワールドのバーチャルブースを見て、まず誰でも気づくこと、それは動画が占める割合の大きさです。私は春ごろから展示会がオンライン化されたら必要になるスキルはプレゼン力だと言ってきました。オンライン展示会でのメインコンテンツはライブプレゼンテーションだと予想していたからです。しかし現実問題、ライブプレゼンテーションの機能を持たそうとすると機材やシステムや回線の様々なトラブルを想定せねばならず、リスクが高いと判断されたのでしょう。それに代わるものとして“動画”がメインコンテンツとなっています。

とはいえ、本質は変わっていません。展示会は見込み客との出会いの場ですから、見込み客の問題解決を訴え、興味をもたれるようなコンテンツを作る必要がある、という意味ではプレゼンも動画も同じです。動画を作るとなると専門家にシナリオを書いてもらい、プロのカメラマンに撮影してもらい、編集までやってもらう、という形式をイメージされるかもしれません。しかしそのようなやり方で動画を作ることができる予算と時間的余裕がある中小企業はそんなに多くはないでしょう。

なので、展示会用動画は自社で作れるようになっておいたほうが現実的です。私がおすすめするやり方はまずPowerPointで問題解決型プレゼンテーションを作成し、Zoomのレコーディング機能を使って動画化する、というやり方です。今年から取り入れ始めたこのやり方、まだ数は少ないですが少しずつ事例もできてきました。複数の企業にこのやり方で動画を作っていただく中で気づいたポイントは下記のとおりです。

・コンセプト
・デザイン
・話し方

この3つのカテゴリーで気をつけるべき点をおさえておけば、オンライン化された展示会で効果を発揮する動画を作ることができます。長くなってきたので具体的な内容については明日の展活タイムズでお届けしますね。

まとめ

今朝の展活タイムズでは新時代型展示会で予想以上に大切だったスキルというタイトルでお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。