町工場見本市2017 2日目レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日から少し暖かくなりました。今日は夕方雨が降るのかな。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

町工場見本市は2日目も盛況でした!

一昨日のはなしになりますが、町工場見本市2日目も盛況でした。>>見本市の概要と初日レポはこちら 写真は初日レポに載せようと思っていたのに忘れていた行きしなの新幹線から見えた富士山。すごくきれいですごく幸先のいい出張スタートだったんですよね~。

初日の夜に懇親会で出展社の皆さんと交流させていただき、その後は新橋の日本酒が美味しいお店にお連れいただいたため、2日目の朝は会う人会う人に「遅くまでお疲れさまでした!よく飲まれるんですね!」とお声がけいただき、すっかり大阪の酒飲みとして親しみを持って覚えていただけたようで(笑)。皆さん好意的に受け入れてくださりお仲間に入れていただけてうれしかったです。

2日目の朝は経済評論家の勝間和代さんの講演からはじまりました。勝間さんのお父様は葛飾区でカセットテープの部品加工工場を経営されていたそうでその部品は世界シェアの7割以上を占めていたそうです。しかし時代の移り変わりとともにカセットテープが使われなくなり、お父様は工場を廃業されます。当時まだ学生だった勝間さんがその後、経済学者になるという道を選ばれた背景にはこの経験が大きく影響をしていたのだそう。

マクロの視点から世界の動きが町工場に与える影響のはなしは素人にもわかりやすく、またミクロの視点から町工場が今やるべきポイントのはなしは町工場育ちの女性ならではのとらえ方で、情熱的なんだけどクールでわかりやすく「これが勝間和代か!」と圧倒的存在感を残していかれました。

また、午後からは葛飾の町工場の後継者さんたちによるパネルディスカッション「-事業継承-伝えておきたいこと、いっておきたいこと。」が開催されました。皆さん2代目~4代目の社長さんやいずれ社長になられる方。私も同世代の後継者なので「うんうん!そうですよね!」とうなずくエピソードばかりでした。

丸2日かけて全てのブースの出展社の方々からお話をお聞きし、葛飾のバラエティに富んだものづくり企業のおもしろさや、皆さんが未来に向かって行動されていることを肌で感じることができました。後継者として町工場のこれからを真剣に考えがんばっておられる方が葛飾にもたくさんおられるんですね! 私が発信している展示会情報がお役に立てたら幸いですし、これからもお父さんの会社を引き継いでがんばる仲間として一緒に歩んで行けたらこれ以上にうれしいことはありません。

出展社の一部の方が6月の機械要素技術展に合同出展されるそうなのでそう遠くない未来にまたお会いできるのが楽しみです。皆さんのますますのご発展を心よりお祈りしております!

まとめ

今朝のブログは町工場見本市2017 2日目レポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。