展示会用カーペットを調達する方法

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

少し涼しい週の真ん中。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

価格vs利便性どちらを優先するか

展示会初出展時に見落としがちなポイントの一つに“カーペット”があります。東京ビッグサイトやインテックス大阪、ポートメッセ名古屋などの大規模展示場は床がコンクリートです。なのでむき出しの状態で使うよりもカーペットを敷いたほうが良いでしょう。壁面とカラーを合わせることでブース全体に統一感を持たせる効果もあります。

カーペットを調達する方法は大きく2つ。1つは主催団体の提携業者さんに申し込んで施工してもらう、という方法。パッケージブースがある展示会の場合はパッケージに含まれています。カーペットだけを施工してもらう場合は3m×3mブースなら大体2万円程度の費用がかかります。

もう1つの方法は自社で購入し自分たちで施工するというやり方。「パンチカーペット 通販」「パンチカーペット 切り売り」などのキーワードで検索すると見つかります。3m×3mだと1万円弱で買えます。

半額以下で変えるなら自社で買って施工したほうがお得じゃない?と思ったあなた!過去に様々な展示会にまつわる珍事件を見てきた私から注意すべき点をお伝えしておきます。

1.サイズ

上の画像のショップだと273ミリ幅のパンチカーペットを切り売りで3m買うとしたら7,386円。安いですね! でもよく考えてみてください。これ、どういう状態で届くと思います? そう、3mの筒状のかたまりが届くんです(笑)。3mって思ってるよりだいぶデカいんですよ(笑)! 会社が2階より上にある場合、エレベーターには入りませんから階段で上げることになります。納品時は運送業者の方が上げてくださるとして、当日それを自分たちで下ろすことになります。まぁ、大変です(笑)。

そして搬入日はこれを自社の車で運ばなくてはなりません。全ての会社にトラックやハイエースがあるわけではないでしょう。どうやって車に乗せます?

その場合の対策ですが、3mのものを買わずに1.5mのものを2つ買う、という方法があります。ブースに敷いたときに切れ目はできますが、お客さん側から見て気になるほどの目立ち方はしません。この長さであればエレベータにも乗りますし、営業車で運べます。

2.施工

カーペットは業者さんに施工してもらうときっちりと固定してもらえますが、自社でカーペットを敷くときはそこまで完璧に敷かなければならないと思う必要はありません。四隅をテープでとめる程度の適当な施工で大丈夫です。上に展示物を乗せればほぼズレたりはしません。

まとめると展示会用カーペットを選ぶ際、利便性を優先するのであれば業者さんに施工してもらうのがいいですし、価格で選ぶなら切り売りのパンチカーペットを持ち込むほうがお得です。その場合は上に挙げた注意点に気をつけましょう。

まとめ

今朝のブログは展示会用カーペットを調達する方法について解説してみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。