メッセナゴヤに思うこと

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

朝から雨が降っています。また一段と寒くなりそう。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

なぜあれだけ巨大な異業種交流型展示会が可能なのか

先週、11月8日から11日まで開催されたメッセナゴヤ2017今年の来場者数は62,831名。毎年安定して6万人を超える入場者数を記録し続ける総合展示会は他にないと思われます。

(なのに、メッセナゴヤかはかたくなに日本最大“級”の異業種交流型展示会と言い続けてますよね。日本最大の~と言い切ってもよさそうなのに 笑)

主催は名古屋商工会議所。同じようなことをしている展示会は日本中にありますが、これだけの出展者数と来場者数を集められるところは恐らくここだけです。

なぜ名古屋にできることが大阪にはできないのかな、と考えてみました。大阪にも大阪勧業展という大阪商工会議所主催の歴史ある総合展示会があります。勧業展は来場者数8,000人程度なので、メッセナゴヤと比べるとかなり規模は小さいですね。

ただ神戸と京都にもそこそこ集客力のある総合展示会があるんですよね。大阪でメッセナゴヤのような巨大総合展示会ができないのは神戸・京都という力のある都市がすぐ近くにあるからなんじゃないかな、と思うのです。

では、同じく東京にもメッセナゴヤのような展示会がないのはどういうことなんだろう、という疑問が出てきます。思うに東京は一極集中なんだけど、23区の各区に力があるんですよね。区主催の総合展示会をそれぞれで開催してしまっている分、皆が一度に集う巨大総合展ができないのではないかと。

ただ、メッセがすごいのは来場者数だけではないですからね。展示会の成果を数字で測るのはなかなか難しいですが、一つは異常なリピート率の高さが上げられます。皆さんなぜリピートするのかというと成果が出ているからです。

一般的に成果を上げようと思うと、総合展示会よりも専門展示会に出るべきだ、というのが定説です。専門展示会のほうがより自社が求めているお客さんと出会える可能性が高いからです。

それで言うと、メッセナゴヤが総合展示会であるにも関わらず、成果を上げている人が多いという背景には製造業の街、愛知県というお国柄もあるのかな、と思ったり。

メッセナゴヤもはじめはそこそこ小さい規模からはじまり、10年くらいかけてどんどん大きくなったと聞いています。この現象は狙ってこうなったんですか? それとも予想外の出来事だったのでしょうか? 教えて仕掛け人の方!!(笑)。

愛知でもだいぶお友達が増えてきたのでこういうことを書いておけば、そのうち誰かが紹介してくれのではと思っております(笑)。なので、メッセナゴヤの仕掛け人をご存知の方、ぜひ一度大島がインタビューしたがっていたとお伝えください!

まとめ

最後は誰宛ともわからないメッセージになってしまいましたが(笑)、今日のブログはメッセナゴヤに思うことでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。