展示会の壁面に掲げる情報の適正量

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日も気持ちのいい秋晴れですね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

情報を詰め込んでしまうと読まれません

私がいつも展示会セミナーで話しているノウハウの一つに「チラシを解体すればブースは作れる」というものがあります。これはコンセプトを明確にしそれをしっかりと表現したチラシを作りさえすれば、あとはそれを解体して壁面に割り付けていけばブースは作れる、という意味です。

ただ、チラシを解体する際にはポイントがあります。それは壁面に掲げるタペストリーやポスターパネルに情報を詰め込んでも読まれない、ということです。なのでチラシの素材は流用するのですが、説明文は極力簡略化し、ポイントだけを掲載するよう編集が必要です。

先日の農業ワールドで大盛況だった宮防さんのブース。まずはチラシはこちらです。

畜舎の屋根にファームバリアという遮熱対策コーティング剤を塗装することで暑さによって起こる家畜への問題を解決できる、といことを表現しています。ただ、このチラシもかなりポイントだけにしぼったものですが、それでも説明を全てタペストリーにしてしまうと情報が多すぎます。なので、タペストリーにする際はこのようにしました。

これくらいがお客さんがパッと見て把握できる情報量です。

伝えたいことがたくさんあり、ついつい言葉を詰め込みたくなる気持ちはわかりますが、展示会ではパッと見てわかることが重要です。情報を編集し本当に伝えたいことだけを残す、ということをぜひやってください。

まとめ

今朝のブログは展示会の壁面に掲げる情報の適正量について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。