展示会でのノベルティ配布は必須か?
おはようございます^^
自社の問題解決力を見える化し展示会を成功に導く、展示会活用アドバイザーの大島節子です。
各地で雪がすごいようですね。私も今週は出張があるので交通が心配…。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
「配るもの」の優先順位を間違えていませんか?
展示会の準備が進むにつれて、よくご相談いただくのが「ノベルティ」についてです。 「周りのブースはみんなボールペンやバッグを配っているけど、うちも作ったほうがいいのでしょうか?」 「予算はあまりないけど、何か用意しないと集客できないでしょうか?」
結論から申し上げます。 私はノベルティは「必須ではない」と考えています。
今回は展示会におけるノベルティの優先順位と、もし作るならどう活用すべきかについてお話しします。
ノベルティよりもずっと大切なもの
なぜ「必須ではない」と言い切るのか。 それは、展示会で最も大切なのは「出展コンセプトが正しく伝わるチラシを持って帰ってもらうこと」だからです。どんなに立派なロゴ入りのボールペンや、お洒落なトートバッグを配ったとしても、肝心の「この会社は何ができるのか(自社の強み)」が伝わっていなければ、後日仕事につながることはありません。
予算やリソースには限りがあります。 もし、ノベルティを作る予算があるなら、まずは「伝わるチラシ」や「ブース装飾(タペストリー)」にお金をかけるべきです。 これが中小企業の展示会における優先順位です。
それでもノベルティを作る「3つのメリット」
とはいえ、ノベルティを作ることを否定しているわけではありません。 「チラシ」という主役がしっかり準備できた上で、それを補完するツールとして使うなら、ノベルティには以下の3つのメリットがあります。
1. 思い出し効果(文房具など) 社名や商品名が入ったボールペンやメモ帳などは、会社に持ち帰って使ってもらえる可能性が高いです。 使うたびにロゴが目に入り、「あ、あの時の会社か」と思い出してもらえることが期待できます。
2. 歩く広告塔(エコバッグ) 展示会場では、来場者はたくさんの資料をもらって手がふさがっています。そんな時、資料をまとめられるバッグは純粋に喜ばれます。 そして、自社のキャッチコピーが大きく入ったバッグを持って会場内を歩いてもらえれば、それ自体が歩く広告塔(宣伝)になります。

3. 足を止めるためのフック いきなり「製品の説明をさせてください」と声をかけても、来場者は警戒して通り過ぎてしまいます。 でも「冷たいお水どうぞ」「ボールペン差し上げてます」と声をかけると、心理的なハードルが下がり、足を止めてもらいやすくなります。あくまで「会話のきっかけ」として使うという視点です。
失敗しないためのノベルティの鉄則
もしノベルティを作るなら、無駄にしないために以下の鉄則を守ってください。
鉄則①:ばら撒かない(交換条件にする) カウンターに「ご自由にどうぞ」と置いておくのはNGです。それだと、ノベルティだけを集めている「収集家」の人たちが持っていってしまい、見込み客に渡りません。 必ず「名刺交換をしてくださった方に」「質問に答えてくれた方に」お渡しする、というルールにしましょう。
鉄則②:必ず「チラシ」とセットで渡す ここが一番重要です。ノベルティ単体で渡してはいけません。 バッグなら中にチラシを入れる、ペンならチラシと一緒に手渡す。 あくまでノベルティは「釣り針」であり、本当に持ち帰ってほしいのは「チラシ(情報)」です。ここを徹底してください。
まとめ
ノベルティはあくまで「脇役」です。主役は「出展コンセプト」と、それが書かれた「チラシ」。
「他がやっているから」と焦ってノベルティを作る前に、まずは「ウチのチラシは、自社の強みを正しく伝えられているか?」を見直してみてください。 その上で余裕があれば、脇役で演出効果を高める。この順番で検討すれば、無駄なコストを使わずに済みますよ。
今日もお読みいただきありがとうございます。

中小企業向け展示会サポートプログラムのご案内。無料説明会随時受付中!
>>展示会活用アドバイザー大島節子へのお仕事依頼はこちらからお願いします

