展示会を検証・改善するためのツール1

こんにちは^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

最高気温が連日20度を切るようになり、いよいよ秋らしくなってきました。そんな大阪から今日もブログをお届けします。

展示会を“点”で終わらせないために

先週、無事メッセナゴヤが終了しました。2018年も残すところ1ヶ月半となり、今年の本命展示会はもう終わったよ、という企業さまも多いのではないでしょうか。展示会直後はものすごく忙しいですが、直後の忙しさの中でも頭に置いておいてほしいことがあります。

それは展示会を“点”で終わらせるのではなく今回の出展を検証・改善し次回の出展でよりよい成果を出すためには何をすればいいのか、ということを考えながら展示会直後のこの時期を過ごしていただきたい、ということです。

展示会はたくさんの要素で出来ています。事前集客にはじまり当日の接客、そしてアフターフォロー。それらが総合的に機能してはじめて展示会で大きな成果を出すことができます。

「マインドフロー」で整理するという方法

今日はそんな展示会活用企業の皆さんにぜひ使ってみていただきたいツールをご紹介します。それは佐藤義典先生考案の「マインドフロー」というツールです。佐藤先生は日本を代表するマーケティングコンサルタントのお一人で、私のマーケティングの師匠でもあります。著書はたくさんあるのでご興味ある方はまずはこの「マインドフロー」も詳しく紹介されている『実戦マーケティング戦略』を読んでみてください。

佐藤先生のマーケティングをきちんと実践しようとすると、マインドフローだけやってもダメなのですが、今回はシンプルに展示会の検証・改善のためにマインドフローというツールを使う方法を紹介しようと思います。

マインドフローとはお客さまから見てあなたの問題がどこにあるのか、お客様がどこで止まっているのか、を体系的にモレない考えていく手法です。お客様はいくつかの関門を越えてはじめてファンになってくださいます。マインドフローでは7つの関門を定義します。具体的に数値を記入していくことで各関門でどれだけモレるのか、また逆に求める結果を得るためには最初の関門にどれくらいの数値を設定すればよいのか、がわかってきます。

長くなってきたので、具体的な数値での説明は明日のブログに続きます。

まとめ

今朝のブログは展示会を検証・改善するためのツール1でした。明日に続きます。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。