展活メソッドがギュッと凝縮されたブース

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日も朝から暑いですが、今日を含めあと1日がんばればお盆ウィーク。お盆を過ぎるとさすがに少しは涼しくなることでしょう。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

サントー試作モデル株式会社さんの初出展ブース

昨日のブログで予告してましたとおり、今日は大阪産業創造館で開催されたものづくり試作フェアに出展されたサントー試作モデル株式会社さんの展示会ブースを紹介します。

サントー試作モデルさんから私に相談があったのは6月半ばのことでした。今度展示会に初出展するのだけれども、既に展示会本番まで2ヶ月を切っているにもかかわらず何から手をつけてよいやら右も左もわからない、とのことでした。

私がサポートに入ったとしても展活セミナーや通常のコンサルティングでお伝えしている展活ノウハウをこの時期からはじめて全て理解した上で準備していただくことは時間的に不可能だったので、とにかく今回は“展示会を体験してみよう”をテーマに本番までにチラシとブース、あと最低限必要な展示品を整えることを目標にサポートを開始しました。

時間がなかったのでサポート初日は出展コンセプトを明確にしながら同時にチラシ案を作っていきました。サントー試作モデルさんの技術・サービスは一体“誰のどんなお困りごとを解決できるのか”を言葉にしていっていただきました。

次のサポートまでに問題解決を3つにしぼりこんでいただき、2日目はそれをチラシにしていきました。時間がないのでデザイナーさんにお願いするのではなく、ご自身のパソコンでチラシデザインを作っていただきました。ソフトはパワーポイントを使用。言葉選びや色・文字のフォントや大きさは横で私が指導しながら、といったやり方を採用しました。

その後、1週間チラシと向き合っていただき、細かい表現などを多少変更した上でチラシを元に壁面用のポスターをこれもパワーポイントで作りました。今回のテーマは“展示会を体験してみよう”だったのでタペストリーではなくA0のポスターにしました。

チラシはラクスルさんに、ポスターはポスターラボさんに入稿。その後展示台にかける布や展示品を説明するためのポップフォルダなどを通販で注文し3日目のサポート終了。最短の時間で最低限の予算で最大限やれることをやりきりました。

そして当日出来上がったブースがこちら! 産創館の3階の“天井が低くて暗い”という特徴を知っていたので、テーマカラーを明るい黄色にしたのが大当たり! 3階に入ってくるや否や目に飛び込んでくるブースになっていました。

結果、ひっきりなしにお客さまが立ち止まってくださるブースとなり12時半~17時というたった4時間半の展示会で集まった見込み客名刺は30枚超! 初出展としてはこれ以上ないと言っていい結果が出ました。

実際に出展を経験したことで課題も見えてきました。今後、改善を繰り返しながら出展し理想の展示会に近づけて行っていただければと思います。

初出展お疲れ様でした。今回は短時間で要点だけを詰め込んだ指導でしたが、本来はもっと時間をかけて展示会の奥深さを知った上で本番に臨むのが理想です。ともあれ、これからも展示会を活用いただければと思います。

まとめ

今朝のブログは展活メソッドがギュッと凝縮されたブースとしてサントー試作モデルさんのブースをご紹介しました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。