販路開拓セミナー@福山 3回目レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

大阪に帰ってきました。また一段と明るくなる時間が遅くなったように感じます。そんな早朝の大阪から今朝は展活タイムズをお届けします。

午前中は企業訪問

11月26日(火)は前日同様、広島県中小企業団体中央会さま主催の販路開拓セミナー食品及び関連資材編の福山会場での講演でした。このセミナーは広島でものづくり補助金を活用されている食品系企業向けの支援事業で、10月にインテックス大阪で開催された惣菜・中食等の展示会“ファベックス関西”に広島県中央会ブースとして合同出展をされた企業は参加が必須のセミナーです。広島県は東西に広いので毎回広島市と福山市の2日連続登壇になります。

この日は午前中に企業訪問をさせていただきました。世羅郡世羅町という福山から北に車で1時間弱ほどの場所にある株式会社おへそさんです。

こちらは粉と塩と水だけ、という伝統的な製法で作られたパンを製造されているこだわりのパン屋さんです。なんと会社の目の前の畑で粉から栽培をされています。古民家を改装されたカフェもお持ちです。世羅という場所は広島市からも福山市からも車でいくとちょうどいい距離にもかかわらず懐かしいような非日常を感じられる独特の空間で、週末には行列ができるお店だそうです。こだわりのパンはずっしりと重く、食べ応えがあります。

ものづくり補助金を活用して冷凍設備を導入されました。これによってパンの長期保存を可能にすることで季節による売上のバラツキをなくし経営の安定化を目指しておられます。理想的な補助金の使い方ですね。実際に工場とお店とカフェを見学しすばらしい企業だと実感しました。

午後は出展の振り返りと今後の行動計画作り

午後は福山で販路開拓セミナーの最終講です。出展の振り返りと今後の行動計画を作るワークをやりました。

最後に参加企業の皆さんから出展してよかったことを聞いたところこのような声をいただくことができました。

●お客様から直接声を聞くことができ、自社商品の良さに自信を持つことができた。

●お客さんから質問を受け、やらなければと思いつつやれていなかったこと、
具体的には商品の特長を伝えるためのツール制作などをきちんとやることの必要性を感じた。

●3日間15社一緒に出展をしたことで、これまで近所なのに交流がなかった他社の皆さんと親しくなれて情報交換でき勉強になった。

●新商品への反応がよかったので今後自信を持って売っていきたい。

●これまで色々な展示会に出展してきたがファベックスは予想以上に良かった。出てみないとわからないと思った。

●皆さんのブースがいろんな工夫をされていて勉強になった。自社の展示会への取り組みをあらためて考える機会になった。

●実際にやってみて接客シートに記録を残すことの重要性を実感できた。

●全国に目を向けるとまだまだ知られていなくてニーズもあることがわかり、ますます営業をがんばろうと思った。

●講座を受けた上で展示会にのぞんだことで目的を明確にして出展をすることができた。

広島県中央会のファベックス関西合同出展は出展後1ヶ月という短期間に出展企業15社のうち、既になんらかの受注をされた企業が5社。それ以外の企業もほとんどが商談中の案件があり大成功といっていい成果を出してくださいました。実際周囲の合同出展ブースの企業さんからも「広島すごいですね!」というお褒めの言葉をいただきました。

広島の皆さんと一緒に展示会を作っていくことができたこと、このような合同出展にかかわれたことを幸せに思います。皆さんお疲れ様でした。次回の展示会もより良くしていきましょうね!

まとめ

今朝の展活タイムズは販路開拓セミナー@福山3回目のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。