限られた予算をどこにどう使うのか

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

岡山に来ています。雨ですねぇ。展示会の集客に影響するのであがってほしいです。そんな早朝の岡山から今朝は展活タイムズをお届けします。

500万円の施工を400万円に抑えてでも…

地方自治体や中小企業支援機関による合同出展をサポートさせていただく機会が今年は更に増えそうな気配です。どちらの団体も展示会に使える予算が有り余っていることなどはなく、限られた予算をどこにどう使うのか、皆さん熟考されたうえで配分をされています。

その配分をどうするかは個々の価値観次第なので、決して私がどうこう言える立場ではないのですが、毎年数万社の展示会を見続けてきた中で、もう少し予算配分を考慮されたら結果につながるのにな、と思ってしまうことは正直、あります。

4小間くらいの島ブースで4~8社くらいが合同出展をするとして、ブース施工費に500万円くらいかけるとそれなりに立派なブースができます。ただ明細をきちんとチェックするとクオリティを落とさずに100万円くらい削減できることはよくあったりするんですよね。そしてその100万円を研修費にまわしていただけると出展社の成果は確実に変わります。

ブース施工費が500万円か400万円かの差と研修費が0円か100万円かの差がどれだけ結果に影響するか、想像いただけますよね?

もちろん研修をするとなると手間は増えます。しかし中小企業を支援する意味を考えたときに展示会を確実に新規顧客獲得の場として活用できるような企業を育てることこそが、支援機関さんの使命と一致すると思うのです。

このことを机上の空論ではなく、研修に予算を充てることが成果につながるのだと心から納得いただくためには、今年も各地でサポートに励み、私自身の実績を積み重ねるしかないわけですが…。

ということで、今日も地方の展示会を視察に行ってきます!

まとめ

今朝の展活タイムズは限られた予算をどこにどう使うのか、について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。