広州交易会2020オンライン開催 レポ(できず)

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日からまたお天気が崩れてくるようですね。雨が降る前の蒸し暑さ。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

出展社数29,000社のオンライン展示会

昨日まで中国広東省広州市の「広州交易会」がオンラインで開催されていました。こちらの展示会は元々4月~5月にリアルで開催されるはずでしたが、コロナの影響でオンライン開催に変更されました。

>>広州交易会公式サイト

驚くべきはその出展者数、なんと29,000社!! 日本ではコミケくらいですよね、こんなに出展社数が多いのは。2019年のリアル開催の際は出展社数25,642社、来場者数186,015人。今回、オンラインに変えて開催した際にリアル開催を越える出展社数が集まった要因は無料化にあったようです。これだけの規模の展示会をこの短時間でオンライン開催に切り替えられたことも凄いですし、無料化できてしまうことも凄い。中国が本気出したら凄い、ってことがよくわかりますね。

通常の「広州交易会」は工業製品、家電、建材、衣料品、食品など幅広いジャンルの展示品が並ぶ展示会だそうです。前回まではこれらを3つのジャンルに分け、5日ずつ3交代で開催されたとか。そのトータルの来場者数が186,015人なんですね。

例によってChromeの翻訳機能を頼りながら実際に見学してきた様子をレポようと思ったのですが、バイヤーIDというものを発行してもらわないといけないシステムになっているようで、翻訳に頼りながら説明を読んでも理解できなかったのと、だんだん怖くなってきたので、ログインにはいたりませんでした。申し訳ありません。

ログインしなくてもバーチャルブースまでは見ることができました。一覧画面では各出展商品の特長がよくわかるようなバナーが並びます。バーチャルブースは通販の商品ページのような構造になっていました。

一番見たかったライブ配信が見られなかったのが心残りです。

今回、この規模の展示会を無料で、しかもこんなにも短い時間でオンライン開催を可能にし、これだけ集客するために、どれだけの税金が投入されたのか私には知るすべがありませんが、とにかく本気出せばここまでできるということだけはわかりました。

振り返ってみると6月はリアル開催された展示会はありませんでしたが、3つのオンライン展示会を見学できました。レポ記事ベースで数えると今年は既にリアルよりもオンライン展示会のレポのほうが多くなってきています。時代ですねぇ。

まとめ

今朝の展活タイムズは広州交易会2020オンライン開催 レポ(できず)をお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

The following two tabs change content below.
アバター画像

大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。