オンライン展示会こそ準備を万全に 後半

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昼間は完全にエアコンなしでは過ごせなくなってきましたが、早朝はまだなんとか…(笑)。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

練習会・リハーサルを録画しよう!

昨日に引き続き今朝は「オンライン展示会こそ準備を万全に」の後半をお届けします。

>>前半はこちら

オンライン展示会はリアルと違って拘束時間が短いので簡単に出展できると思われるかもしれませんが、当日の拘束時間は短くても準備にかける時間も短くて済むのかというと決してそうではありません。オンライン展示会で成果を出すためのポイントは“しっかりと準備をすること”といえます。

前半では「出展コンセプトと説明ツール」「既存リストへの案内」の2点について書きました。後半では下記の3点に関する準備を一つずつ説明していきます。

電波

電波はオンライン展示会の根幹でありめちゃくちゃ大切です。事前にZoomのレコーディング機能を使えば客観的に確認できます。wifiが弱いと音声がとぎれたり、映像が止まったりして見る側にストレスを与えます。wifi環境を強化していただくか、いっそLANを引っ張ってくるのもアリです。無線へのこだわりを捨て、モデムから直接、有線ケーブルでつなぐんです。かっこ悪いとか言ってられません(笑)。

映り

今の子の言葉で言うところの“映え(バエ)”です(笑)。顔映りが暗いなら照明を増やしてください。背景は可能であれば壁が背になるように配置換えを。バーチャル背景はよほどいろんな条件がそろわない限りおすすめしません。

画角も練習をZoomのレコーディング機能で録画して確認をしましょう。話してるうちに興奮して画角からフレームアウトしちゃった、とか実際にありましたからね(笑)。自分がお客さんにどう見えているかを確認してください。あとパワーポイントのスライドを画面共有する場合は右上に自分の顔が出るので、あらかじめその部分を空けた状態でスライドのデザイン・構成を決めて制作する必要があります。

協力者

オンライン展示会ではチャット機能を使ってお客さんからリアルタイムで質問を受け付けられるのが魅力の一つです。しかし実際に自分がしゃべっているタイミングとライブ配信には多少のタイムラグがあり、プレゼンターが全てに注意を払うのは大変です。なので“裏まわし”を担っていただく協力者が居てくれると心強いですね。

まだまだ誰もがオンラインに慣れていないのでどんなトラブルが起こるかわかりません。ただ練習を録画して改善することで回避できることがいくつもあります。繰り返しになりますがぶっつけ本番とかマジでやめてくださいね(笑)。

まとめ

今朝の展活タイムズはオンライン展示会こそ準備を万全にの後半をお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。