展示会での写真撮影とSNSの影響力

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

雨が降っていない!あれだけ雨が続くとこのことのありがたさが身にしみます(笑)。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

いつまで撮影禁止なのだろう

展示会に行くと入口のところに「撮影禁止」の看板が立っていることが多いですよね。技術の流出を防いだり、著作権を守ったりすることが目的だと言われてますが、「撮影OKにしてもし何かあったらめんどうだから、とりあえず禁止にしておこう」というのが主催者側の本音だと思います。

でも最近はブース単位では「撮影大歓迎!」「写真を撮ってSNSにアップしよう!」みたいなところも増えてきました。下の画像は先日のメカトロテックで見かけたブースの看板です。

時代の流れ的には確実にこっちだと思います。撮影を禁止してその場に来た人だけにしか知られないよりもSNSで拡散されて多くの人に知っていただくほうが入口は増えるのですから。

私の例で恐縮ですが、先日、ノベルティとしていただいたリュックが思いのほかしっかりしてて、すごく気に入ったので自分のFacebookにアップしました。

そしたら最初の頃は「これをノベルティとして配るってすごいね!」とか「企業のキャッチコピーが入ったリュックを普段使いってウケるww」的な反応が多かったのですが、時間が経つにつれてこの企業のユーザー層の方が反応しはじめました。

このリュックを配ってらしたのはジーベックテクノロジーというバリ取りや研磨の工具を扱っておられる会社です。私のFacebookのお友達は製造業を営んでおられる方が多いため、バリ取りや研磨でお困りの方は複数いらっしゃいます。そういう方に「バリ取り・研磨の自動化を実現」というキャッチコピーが響いたのですね。

「会社名を検索しました」
「うちが扱う素材にも対応しているのか調べました」

といったような反応がありました。これはなかなかの広告効果を発揮したと言っていいと思います。

私のFacebookのお友達の数は500人強で、友達限定公開の投稿でもこういった反応があったのですから、たくさんの人がSNSにアップすればそれだけ多くの人に拡散されます。展示会をその場だけで終わらせずに来場者の知り合いにも知ってもらうきっかけになる、それがSNSへのアップだと思います。

まずはブース単位で「写真撮影OK」「SNSアップ大歓迎」を掲げること。そして徐々にその波が広がりやがて丸ごと撮影OKの展示会が増えていけば、展示会自体が持つ影響力も更に大きくなるのにな、と思います。そしてその日はそう遠くないのでは、と。

まとめ

今朝のブログは展示会での写真撮影とSNSの影響力について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。