“日本の食品”輸出EXPO レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

涼しくなりましたねー。今週は台風を気にせずに週末を迎えられそう。なんだか久しぶりに感じます。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

国内最大の食品輸出の展示会

10月10日は農業ワールドなどを見学するために幕張メッセに行っていたのですが、同時開催の展示会が興味深かったのでこちらもレポを残しておこうと思います。

それは「“日本の食品”輸出EXPO」です。今年で2回目になるこちらの展示会は80の国・地域から4,000人のバイヤーが来場。海外での販路開拓を目指す日本企業の参加数は約600社。これは昨年の2倍だそうです。

この日の夜の経済ニュースWBSでもこの展示会がとりあげられていました。ニュースによると世界的な日本食ブームで農林水産物や食品の輸出は伸びつつけているそうです。政府は農林水産物や食品の年間輸出額を1兆円にする、という目標をかかげているとか。昨年の輸出額は8,701億円だったので、目標の達成にはもう1歩伸ばす必要がある、と。その鍵となる食品輸出の専門展示会がこの「“日本の食品”輸出EXPO」だとのことです。

中でも注目されたのはお菓子。日本のお菓子は海外のバイヤーから人気が高く、菓子メーカーの出展数は昨年の10社から50社。なんと5倍に増えたそうです。

番組で取り上げられていたのは賞味期限4年のせんべい。輸出に2~3ヵ月かかることもあるので、1年の賞味期限だと足りないこともあるそうです。4年の賞味期限で心にゆとりを持って販売してもらえるとのことでこのブースは大盛況でした。バイヤーは食感や風味を4年間損なわない包装技術などの高さも評価しているとか。

私もこのブースを見ましたが、こちらはとにかく賞味期限4年を強調していました。お客さんのメリットにのみ集中して訴えるやり方ですね。商品力の高さを的確に伝える伝達力の高いブースでした。

本題とはそれますが、私、今回はじめてこのような看板を見ました。

プレイルーム=お祈りをするための部屋、の案内看板。イスラム今日の方のためのお祈り専用のお部屋が展示会会場の中に設けられているのですね。これから世界の方とビジネスをしていくためにはこういった配慮が必要なのですねー。

“日本の食品”輸出EXPOは本日まで幕張メッセで開催中です。非常におもしろい展示会だったので、よかったら行ってみてください。

まとめ

今朝のブログは“日本の食品”輸出EXPOのレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

★現在募集中のセミナー★

日程:10月19日(金)14:30~15:30
タイトル:失敗しない「展示会」の作り方~ビジネスチャンスをつかむ展示会出展ノウハウを学ぶ~
場所:熊本市民会館 2階 第9会議室
主催:熊本県産業振興協議会 健康サービス産業部会

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。