展示会用プレゼンの作り方3

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日は冷えましたねー。今日は少しだけ寒さがやわらぐようで。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

ポイントは問題解決事例の見せ方

今週は「展示会用プレゼンの作り方」というテーマでブログを書いています。展示会用の“問題解決型チラシ”があればプレゼンは比較的簡単に作ることができます。昨日はチラシの素材をプレゼン構成にあてはめていく具体的な方法をご紹介しました。

>>展示会用プレゼンの作り方1
>>展示会用プレゼンの作り方2

何度も書いていますが、プレゼンには基本の構成があります。
1.タイトル
2.会社紹介
3.問題提起→ゴール
4.問題解決事例
5.まとめ

今日は本題である「4.問題解決事例」の見せ方について書いていきます。

4.問題解決事例

これまで同様、問題解決事例もチラシの素材を使ってスライドを作り、それを元にプレゼンをします。まずは「このようなお困りごとはありませんか?」という問いかけをします。

【プレゼン例】
例えばこのようなお困りごとはありませんか? 
お困りケース1、研究開発のイライラ。

化学プラント Oソーダ研究開発課長 A木さんはこのようなお困りごとをお持ちでした。
「研究開発用の超小型撹拌槽をイメージ通りに作ってくれるようなエンジニア会社がなくて困っていました。」

そして、その問題に対して自社が提供できる解決策を提案します。

【プレゼン例】
そんなA木さんへのコンパクトエンジニアリングからのご提案はこちら。
「お客様が見えていないような技術的な課題と設計上の課題も一緒に考え、克服し、作り上げます。」

超小型の撹拌槽をとりいれることでお悩み解決!
こういった研究開発のイライラというお困りごと解決の実績は127件ございます。

※サンプルなどがあればそれを見せながら説明する

こんな感じで2つ目と3つ目の問題解決事例もチラシの素材を使ってスライドを作り、プレゼンをします。

5.まとめ

最後のまとめはまたこのスライドを使えばいいでしょう。

【プレゼン例】
私どもは化学・医薬品・食品・産廃プラントの設計・技術・予算のお困りごとを解決する会社です。
このあともブースではスタッフが個別にお客様のお困りごとをお聞きいたしておりますので、皆さまぜひケイ・エイチ工業のコンパクトエンジニアリングにご相談くださいませ。
ありがとうございました。

展示会なので最後の締めはブースへの誘導がいいかと思います。プレゼン内容によってはもっと別のクロージングの言葉で締めたほうがいい場合もあります。

3回に分けて展示会用問題解決型チラシを元にプレゼンを作る方法をご紹介してきました。チラシさえできていればプレゼンを作ることはそう難しくない、ということがおわかりいただけましたでしょうか?

参考にしていただけましたら幸いです。

まとめ

今朝のブログは展示会用プレゼンの作り方の3回目でした。これにて展示会用プレゼンの作り方シリーズは完結です。来週はまた別のテーマで書きますね。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。