先月6月もたくさん展示会を見ました。
その中でも強く印象に残ったのが、
大阪で初めて開催された医療・健康分野の国際展示会「Japan Health」です。
日本初開催ということもあり注目していましたが、 会場は驚きの連続。
これまで日本の展示会で当たり前だった光景とは異なり、
「ここは本当に日本なのか?」と錯覚するほど、
国際色豊かな雰囲気に満ち溢れていました。
私が展示指導を務めた大阪産業局Global-Tex事業の大阪市ブースも
出展したのですが、 これが予想を遥かに超える大盛況。
吉村大阪府知事の視察やNHKの取材も入り、
終始にぎわっていました。
まず目を引いたのは、外国人の多さです。
大阪市ブースでは、初日は用意していた日本語資料よりも
英語資料の方が多く受け取られたそうです。
海外からの出展ブースの割合も高く、
会場内では英語でのプレゼンテーションが頻繁に行われ、
多くのブースで英語のキャッチコピーが躍っていました。
商談スタイルも大きく異なっていました。
立ち話が中心の日本の展示会とは違い、
多くのブースが欧米風のゆったりとした商談席を設け、
コーヒーを片手に座ってじっくりと商談を行う光景が広がっていました。
象徴的だったのがウェールズのブース。
なんと16時以降になるとワインとフィンガーフードが用意され、
まるでパーティ会場でした(笑)。
来場者が求めるのは、単なる情報収集ではなく、
深いコミュニケーションを通じた新たな価値の発見なのですね。
このJapan Healthでの体験を通じて、海外進出を目指すのであれば
これからはグローバルスタンダードなスタイルを
取り入れていく必要性を感じました。
私もアンテナを高く張っていたいと思います。
皆さまの「展活」も、これからも応援させてください。