売上の作り方がわかった瞬間

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

このまま春になるのかなと思いきやまた寒いですね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

14年前にはじめて作ったチラシ

昨日うちの事務所になつかしいお客様がいらして14年前を思い出したので今日はそのことを書いてみようかと。14年前というとマルワ什器は絶賛連鎖倒産の危機真っ只中でした。なんせ売上の95%以上を占める得意先が倒産しこの先どうやって会社を存続させていけばいいのか悩みまくっていた頃。そんなとき、大阪産業創造館主催の「社長道場」という売上を上げるための連続講座の存在を知ります。少人数制で確実に結果がだせる講座とあったので当時28歳だった私は資金繰りに使い果たしかけ寸前の貯金をにぎりしめその道場の門を叩いたのでした。

本講座の募集のためのオープニングセミナーの日は一旦自宅に戻る余裕がなく、現場からトラックで会場に乗りつけ、そのせいでお客さん用駐車場ではなく業者用搬入口に誘導されたのを覚えています(笑)。この講座は人気講座で受講するためには事前の面接をクリアしないといけなくて、少しでも講師の桂先生と事務局に印象付けるため質問コーナーで一番に手を挙げたものでした。そんな私の行動を見て「こんな若い女の子が必死にがんばってるんだ」と思って受講を決めたんだ、とあとで言っていただいたりしました。

講座は確か10月~12月の3ヶ月間あって、毎回行動目標を立てそれをやって報告しアドバイスを受けまた行動する、という感じ。毎回の講座内容とその後の行動記録、気付きなどをびっしりと書き込んだ「社長道場ノート」は今も手元にあります。

そんなスパルタ系連続講座で作った成果物の一つがこちら。

私がはじめて作ったチラシです。このチラシは皆さんからのアドバイスを集結して作り上げたものでしたが、当時はほんとにイヤでした~(笑)。表面も品がないし、裏面とはいえ当時SNSもない時代に自分の顔を出すなんて普通に自意識高かった私はイヤでイヤでたまりませんでした。

でもこれをA4サイズのダイレクトメール形式で見込み客リストに向けて発送したところ思いのほか反応率が良く多くの問い合わせをいただき受注につながりました。14年経った今もこのチラシがご縁で注文をくださったお客様とのお取引が続いています。この経験は私に大きな自信をもたらしてくれました。それは「売上ってこうやって作るのか!」という気付きです。行動すれば結果が出るんです。

この頃は昼間は配達で一日中トラックを運転し搬入作業をし、夜や早朝にこういった広告物やHPを作ったり経理をしたりしていました。人生で一番働きまくっていた頃。この頃の必死さを思い出せばなんでもできるんですよね。今多少忙しかったり寝不足だったりしてもこの頃を比べれば楽勝ですもん。キツい時期だったけど経験できてよかったな、と今は思っています(^^)。

まとめ

今朝のブログは売上の作り方がわかった瞬間というテーマで書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。