自社に合ったデザイナーさんと出会うには

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

雨が本降り。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

いいチラシは勝手に営業をしてくれる

昨年のメッセナゴヤに自動縮尺デジタルスケール“一発!早出しクン”を出展されたケイ・エイチ工業さんの事例は今まで何度か書いてきましたが、今までなかった現象がいつくか起こりました。その一つが初日にブースにお越しくださった方がチラシを持ち帰りこの商品を必要としてそうなお知り合いに渡してくださり、その方が「知り合いからチラシをもらったんだけど」と言って注文をくださった、というエピソードです。

この経験から「いいチラシは勝手に営業をしてくれる」ということがわかりました。いいチラシとは“誰のどんなお困り事が解決できるのか”が明確になっており、受け取った方にわかりやすく伝わるチラシです。早出しクンのチラシはこの点が本当によくできています。

この話をしたところ、次のような質問をいただきました。

どうすればいいデザイナーさんに出会えますか?

「このチラシはよくできていますね。どうすればこんないいチラシを作ってくれるデザイナーさんに出会うことができますか?」

デザイナーさんと出会うための具体的な方法としては

  • 知り合いに紹介してもらう
  • 地元の商工会議所から紹介してもらう
  • インターネットで探す

などの方法が考えられますが、どの方法が正解なのかわからないんです。実はケイ・エイチ工業さんもデザイナーさんとは色々ありました(笑)。なのでこの質問に関して現段階で私が言えることは「やってみるしかないのでは」ということです。

答えになってなくて申し訳ないのですが、いいデザイナーさんって単純に技術が高ければいいというわけではないと思うのです。いかにその企業が伝えたいことを理解し寄り添ってくださるような方であることが重要ですし、その企業の体質に合う・合わないが大事になってきます。

なので自社に合ったデザイナーさんとめぐり会えるまでにそれ相応の時間がかかることは覚悟した上で、伝えるべきことをきちんと伝えられるような準備をあらかじめこちらでしておくことが大事だと私は考えます。

ケイ・エイチ工業さんの場合はあらかじめコンセプト=「誰に何をつたえるためのチラシか」「誰のどんなお困り事が解決できる製品か」ということを明確にしたコンセプトシートを作成し、下書きも作成した上でデザインをお願いしました。

なので出来上がってきたチラシも内容はケイ・エイチ工業側で考え、デザイナーさんにお願いしたのはあくまでもデザインの部分になっているのがおわかりいただけますでしょうか? 

今回、こちらのチラシを作ってくださったデザイナーさんは本当にいいデザイナーさんでした。ただこの方と出会うまでは色々ありましたし、今回のチラシにしてもここまで企業側で事前準備をしていれば、万が一デザイナーさんといまいち体質が合わなかったとしても求めているものと全く違うものが出来上がってくる、というようなことはなかったと思います。

このテーマは私もまだ考え中なので、この先新たな発見があればまた改めて書きますね(^^)

まとめ

今朝のブログは自社に合ったデザイナーさんと出会うにはでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。