関西農業ワールド2017 レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

雨の金曜日。この週末はこんなお天気が続くようですね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

西日本最大の農業総合展

昨日、インテックス大阪で開催中の西日本最大の農業展、関西農業ワールド2017を見学してきました。この展示会は「農業資材EXPO」「次世代農業EXPO」「6次産業化EXPO」の3つから構成されており、農業関係者や農業に進出を考える企業などが来場されます。

この展示会は過去に東京の幕張メッセでは6回開催されたそうなのですが、大阪では今年が第1回目。それもあってか、大変多くの来場者でにぎわっていました。

見学をしていて感じたのは非常に伝達力が高いブースが多い、ということです(>>伝達力が高いブースの解説はこちら)。パッと見て何屋なのか、誰のどんなお悩み事を解決できる製品のか、が分かる、問題解決型ブースの割合が今まで見てきた展示会の中でトップクラスに多かったことが印象的でした。

6次産業化とは何か

3つの展示会の中でも特に6次産業化EXPOでその傾向が高かったのですが、まずは6次産業化の意味を整理しておきましょう。

6次産業とは第一次産業=農業や水産業の1と第二次産業=加工業の2、第三次産業=流通・販売の3を足し算すると「6」になることをもじった造語です。なので6次産業化とは平たく言うと例えば「いちごを作るだけじゃなくていちごのケーキを作りその販売までやれるようになろうよ! 農家自身の力で農業を盛り上げていこう!」みたいなことです。

6次産業化を目指す農家もそれを支援しようとする企業もどちらも熱いのでしょう。非常に興味深い分野だと思いました。

最近、すごく思うのですが、展示会の質とは詰まるところ出展者の質しだいなんですよね。出展者の質が高ければ高いほど来場者の質も高くなって展示会の質が高くなります。質というのは何も大企業であるとかそういうことではありません。展示会に必要な力は商品力と伝達力ですが(>>商品力と伝達力の解説はこちら)その商品力と伝達力どちらも高い企業が質の高い企業です。

今回の関西農業ワールドは第1回ということで様子見を決めた企業も多かったであろうと思われるのですが、その中でこれだけ質の高いブースが並んだのはそもそもこの分野はそういう分野なのだということなのでしょうか。生きることの基本である食=農業。展示会アドバイザーとして今までは関わりが薄い分野でしたが、今後注目していきたいと思いました。

追伸:この情報が必要かどうかわからないのですが、通路が異常に狭かったです(笑)。どんな狙いがあってあんなにも狭い通路にしたんでしょう。そのせいでますます人が密集してにぎわってる感はありましたが、搬入が大変だっただろうな、と思いました(^^;;

まとめ

今朝のブログは関西農業ワールド2017のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。