展示会ブースの壁面を塗りつぶす効果

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日も暑かったですねー。ついに耐え切れなくなってエアコンを入れてしまいました。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

目に止まるための色の活用法

展示会で目をひくブース作りのポイントの一つに“壁面を塗りつぶす”というテクニックがあります。展示会会場は全体が白とグレーなのでその中に色の塊を置くことで自然とそこに視線が行くんですね。

壁面を塗りつぶす方法としては、木加工でブースを作るとか、壁面パネルにカラーシートを貼るとか色々方法はありますが、木加工をすると数十万円程度の予算が必要ですし、壁面パネルにカラーシートを貼るにしても数万円はかかります。

そこでオススメなのが展示会用にタペストリーを制作する際に、壁面パネルと同じサイズで作る、という方法です。タペストリーはどっちにしても作るものなので、これを少し大きく作るだけなら本来必要な経費のプラス数千円で制作可能です。

上はケイ・エイチ工業さんが自社製品“一発!早出しクン”を出展された際のビフォーアフターです。ビフォーは特に色は使わず看板やテーブルクロスは白色。壁面パネルは何が書いてあるのかよくわかりません。アフターは水色のタペストリーを壁面パネルと同じ大きさで制作し、同じ色でテーブルクロスも制作。ブース全体を水色で塗りつぶしています。照明が非常に強いので写真だと色が白っぽく飛んでしまっていますが、現地で見ると周囲のブースから浮き上がるような効果を発揮していました。

もう既にタペストリーを作ってしまっている場合は、手芸屋さんでを買ってきて壁面の上部にクリップで止めるのもいいですね。これも数千円でできる壁面塗りつぶしテクニックです。

展示会ブースは白のまま残す部分を減らせば減らすほど目出つ!それはわかっていても中小企業の展示会出展は予算も限られているので、その中で節約しながらも目を引くテクニックを駆使して展示会を成功させたいですよね。今日紹介した方法は取り入れやすいと思うのでぜひやってみてください(^^)。

まとめ

今朝のブログでは展示会ブースの壁面を塗りつぶす効果とその具体的な方法について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。