お困りごとの選択が伝達力を決める!

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

お盆も過ぎたというのにいつまでも暑いですね~。秋が恋しいです。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

お困りごとを適当に選んでいませんか?

展示会のコンセプトが決まったら明確になった“伝えたいお客さん”に伝えたいことが伝わるように“その人が困っていること”をどのように解決できるのか、を考えていきます。そこをわかりやすく伝えることができれば見込み客の目にとまり、興味を持っていただくきっかけを作ることができます。

なのでこのお困り事選びがとても重要なのですが、迷い始めると迷宮入りしやすいポイントでもあります。下の画像はケイ・エイチ工業さんの自社製品“一発!早出しクン”のお困り事解決ですが、この3つのお困り事解決を言語化できたときは気持ちよかったですね。

お困り事も解決もすでにあることばかりなのですが、どれを引っ張り出してきてどう表現するのか、が展示会の伝達力を決めます。お困り事選びの際は次の3つの軸を元に考えていけばいいと思います。

1.お客さんが本当に困っていること・求めていることか?

まず大事なのはお客さんは本当にそう思っているか、という視点です。どんなにすごいことができる製品・技術・サービスであってもお客さんがそもそも求めていなければ刺さることはありません。

2.最も自社の強みを活かせるお困り事解決か?

次にお客さんが求めていることの中から最も出展製品・技術・サービスの強みを活かせるものはどれか、という視点でお困り事を選んでいきます。

3.今後の自社の方向性に合ったお困り事解決か?

最後にこれからどうなっていきたいか、どんなお客さんのどんなお困り事を解決できるような企業になっていきたいのか、という視点も重要です。事業計画に沿っているか、社長の考えと合っているか等をチェックしておきましょう。

以上の3つの軸を元にお困り事を選び、それをわかりやすく表現することができれば見込み客と出会うことができる展示会伝達力が高い展示会になります。伝えたいお客さんに刺さらないことには最初のとっかかりが作れません。そのために大切なのがお困り事選びです。展示会作りで頭を悩ますポイントであることは確かですが、ここをふんばることが成果につながるのでがんばってくださいね!

まとめ

今朝のブログはお困りごとの選択が伝達力を決める!というタイトルでお困ごとを選ぶ際の3つの軸について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。