31周年でした

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

日曜日は今年のお花見のピークでしたね。この辺りは桜の名所がいくつもあるので、週末は多くの人でにぎわっていました。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

おかげさまで31周年

父に独立を告げられたのは私が11歳のときでした。1987年のことです。11歳という年齢は何もわかないほど子供ではないけど、かといってまだ何をする力もない年齢。受け入れるしかないのですが、ずいぶん泣いて反対したのを覚えています。独立が良いことなのか悪いことなのかを判断するだけの経験も何もなかったのですが、なんとなく今の生活が変わってしまうことの恐怖におびえていたのだと思います。

父は口下手で私が納得するまで説明する、ということができる人ではなかったので、ますます不安になりました。創業から何年かはやりくりも大変だったので、父への不満はつのるばかりでした。

はじめて父に感謝したのは大学に行かせてくれたときです。文学部美学美術史学科という全くメシの種になりそうもない専攻にもかかわらず、やりたいことをやらせてくれました。高校時代までが嘘のように4年間勉強に没頭しました。はじめて勉強のおもしろさを知ったのが大学時代です。

そして大学時代にいっぱい考えて、いろんな進路を考えて考えて、私はマルワ什器に入ることを決めました。父と働けたのは4年くらいです。私が入社したのが1998年で2000年代のはじめにはもう父は介護生活に入ってしまったので。

1987年から今日まで生活の中心はずっと父が作ったマルワ什器でした。一緒に働けたのはたった4年間だけだったけど。

私が仕事中、常につけているこの時計は父の形見です。宝物です。今はかつてのように何が何でもマルワ什器を守らなきゃとか大きくしなきゃとかそういう気持ちはまるでなくて、父が残してくれたものを活かしながら家族が笑っていられたらいいな、と思っています。

笑顔で32周年をむかえられるよう、今年もやるべきことを一つ一つ積み重ねていく1年にしたいと思います。

まとめ

今朝のブログは31周年に思うことなど書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。