国際養鶏養豚総合展 レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日は暑かったですね!だいぶ夏っぽくなってきました。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

養鶏・養豚の専門展示会

この仕事をするようになっていろいろな展示会に足を運んでいますが、毎年のように「世の中にはこんな展示会があるのか!」とまだ知らぬジャンルの展示会と出会い驚きます。

先日、6月1日に見学してきた展示会もまさに知らなかったジャンル。その名も国際養鶏養豚総合展。養鶏・養豚に関する世界最先端の施設・機械器具・資材・技術などが集結する展示会で開催は3年に1度。2015年の開催時は177社が出展。来場者数は23,000人でした。

開催場所はポートメッセなごや。開催場所が東京ではないのも興味深いです。愛知県は実は畜産が盛んなのだそう。確かに高速道路や少し郊外の道を車で走っていると厩舎らしき建物をよく目にします。

展示会の印象は先日の紹介した農業ワールドと共通する点がありました。それは問題解決型ブースの多さです。出展品がそもそも農家さんのお困りごとを解決するべき商材や技術・サービスなので見せ方もわかりやすく農家さんのメリットが伝わりやすい展示が多かったです。

この展示会を見学することになったきっかけは今年の名古屋での展活セミナーに参加くださっている環境テクシスさん

環境テクシスさんは食品工場から出る廃棄物を豚用の飼料にリサイクルする、というお仕事をしていらっしゃいます。リサイクル飼料のことをエコフィードと呼ぶそうで、今回の出展では養豚農家さん向けにエコフィードの展示をされました。

上の写真のとおり、ブースには養豚関係者の方がひっきりなしに立ち止まって質問をされていました。皆さん、エコフィード導入を検討するために熱心に情報を得ようとされている様子が伝わってきました。一人ずつの接客時間も相当長かったです。

この日は社長の高橋さんが養豚農家向けにプレゼンをされるということで、私も聞いてきました。会場はほぼ満席で相当関心を集めているテーマなのだということがわかります。

専門的なはなしばかりだったので、私には難しい部分もありましたが、リサイクル飼料=エコフィードでも配合をきちんとすれば良い肉質の豚が育つこと、仕入れの方法を工夫することで飼料代を安くおさえられることなどがよくわかりました。

豚はスイーツとジャンクフードが好きだそうで、なんだか意外でしたが、より豚が近しい存在に思えてきました(笑)。

今まで知らなかったジャンルの展示会を経験し、またエコフィードというかたちでのリサイクルの在り方も大変興味深く、勉強になりました。今後、農業や畜産業に関する事業をされている企業さまのサポートもぜひやらせていただきたいです!

まとめ

今朝のブログは国際養鶏養豚総合展のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

★現在募集中のセミナー★

日程:6月15日(金)
タイトル:「伝わる/伝わらない 違いがわかる展示会見学ツアー」
場所:ポートメッセ名古屋(愛知県)
主催:大府市・大府商工会議所

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。