海外用ブース作りとお客さんの反応1

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日、大阪に帰ってきました。南国から一気に晩秋。寒くてびっくりしました(笑)。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

海外展示会用の問題解決型ブースを考えてみた

11月21日(水)~24日(土)までケイ・エイチ工業さんのサポートでタイのバンコクで開催中のASEAN最大のものづくり系展示会“METALEX”に行っていました。今回、ケイ・エイチ工業さんが出展されたのはアキュサイトクリーナーという水の浄化装置です。タイにもたくさんの工場があり、皆さん水の処理に関しては薬品を使用したりして対策をされています。そんな水の課題をお持ちの企業の方に向けてブースを設計しました。

まずブースの仕様について説明させてください。METALEXの1小間は日本とは違い幅4m×奥行3mなんですね。今回は堺国際ビジネス推進協議会ブースとしての出展で、1小間を2社で使用するというかたちでした。なので1社が使えるスペースは幅2m×奥行3mになります。

この京都の町屋のような(笑)奥に長いスペースを使ってアキュサイトクリーナーの問題解決をどう見せればよいのか。いろいろ考えて今回はこのようなポスターを制作しました。ポスターにした理由はもっていくのが重いからというのと、恐らく1度しか使わないので使い捨てにしても構わないという考えからです。

まずメインのキャッチコピーは「Solution of water(水のお困りごとを解決します)」としました。アキュサイトクリーナーはクーリングタワー(各ポスターの右上の黄色い装置)をお持ちの企業ならどこでも利用いただけるので、クーリングタワーの画像を全てのポスターに入れました。

問題解決は3つ提案しました。

Tired to clean up(清掃が大変)
→No Cleaning(清掃は必要ありません)

Much Medicine(薬剤をたくさん使用)
→No Medicine(薬剤は必要ありません)

High electricity(費用がかさむ)
→Cut Cost(コストダウンできます)

この3つです。

そして仕組みを説明するための以前からあるタペストリーを奥の壁に掲示し、問題解決と仕組みの両方がイメージで伝わるようなブースを設計したつもりでした。ところが、展示会というものは往々にして行ってみないとわからないことがあるもので、今回も番狂わせがありました。

ブースのサイズは幅2m×奥行3m。そう聞いていたので奥行3mにうまく収まるように3つの問題解決ポスターを作っていきました。ところが、実際は前方の50cmほどは社名看板に使用されていて、実質2.5mほどしか使用できないことがわかりました(笑)。仕様書をよく読めばどこかに書いてあったのかもしれませんが、今更どうしようもありません。仕方ないので1個目のポスターはコーナーで曲げる感じで掲示することにしました。

あと、メインキャッチコピーはパラペットの下に貼ることにしました。ともあれ完成形はこんな感じになりました。

展示台は普通のテーブルを使用。そこにアキュサイトクリーナー本体と問題解決をスライドショーにして音楽をつけた動画をノートパソコンで流しました。

こんな感じで4日間の出展をしたわけですが、得られた反応については明日のブログで書きたいと思います。

まとめ

今朝のブログは海外用ブース作りとお客さんの反応1というタイトルで書いてみました。明日に続きます。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。