展活セミナーで生まれ変わった商品 その2

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

最近は天気予報がころころ変わりますね。今日は雨のようです。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

名前を変え見せ方も変えた

昨日のブログでは「展活セミナーで生まれ変わった商品 その1」というタイトルでケイ・エイチ工業さんの自社製品である自動デジタル縮尺スケールの名前を“一発!早出しクン”から“Speed Scale(スピードスケール)”に変えたきっかけについて書きました。

展活セミナーをきっかけに名前を変えて生まれ変わった自社製品“Speed Scale(スピードスケール)”を今後、どうやって展示会で売っていこうかとこれもまた展活セミナー2~4講でじっくりと皆で考えていきました。

平野専務はその頃、ドイツで開催されていた化学系の巨大展示会“ACHEMA”を視察され、そこで

ヨーロッパの展示会は言葉で説明していない。
イメージで伝わる展示をしている!

と気づかれました。これにインスパイアされ“Speed Scale(スピードスケール)”も問題解決がイメージで直感的に伝わるような見せ方をチラシでもブースでもできないだろうか、という視点からチラシとブースを考えていきました。

“ACHEMA”の様子がわかるブログ記事はこちら
>>(行ってないけど)ACHEMA2018レポ
>>(行ってないけど)ACHEMA2018レポ その2

そうしてできたチラシとブースがこちらです。これまでと一番違うのは写真にこだわったことです。このサイズの壁面装飾に使う写真となると相当の画素数が必要なので、そこはきちんと時間とお金をかけました。

デザインに関しても色数を極力少なくし、言葉での説明も極力減らしても直感的に伝わるよう工夫をしました。

“一発!早出しクン”時代のチラシ・ブースと比べるとどれだけ変わったのかがおわかりいただけると思います。

結果、女性もたくさん立ち止ってくださるブースとなり、またスタッフの女性たちもピーアールしやすくなったそうです(笑)。“一発!早出しクン”時代よりも販売数が増えていることは言うまでもありません。

展活セミナーはあくまでも展示会で成果を出すためのノウハウを学ぶ場所ではあるのですが、こんなふうに商品ごと生まれ変わらせてしまうこともあります。

展示会を考えることは自社のビジネスそのものを考えることです。なので講座の中で新サービスが生まれたり、今ある商品が生まれ変わったりするのです。展示会で成果を出すこと以上のものを得ていただけると自負しております。

毎年、あいち産業振興機構さん主催で開催している展活セミナーがはじまるまであと1ヵ月を切りました。またご参加いただけますので、迷っておられる方はぜひお越し下さい。

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まとめ

今朝のブログは展活セミナーで生まれ変わった商品その2と題し、名前を変えたことを機にチラシ・ブースの見せ方も変わっていったエピソードについて書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

現在募集中のセミナー
◆第4期展活セミナー
開催日時
1回目:4月11日(木)13:00~18:00
2回目:4月19日(金)10:00~18:00
(見学会 10:00~12:00)
3回目:5月23日(木)13:00~18:00
4回目:6月27日(木)13:00~18:00
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場所:あいち産業振興機構 会議室(ウインクあいち15階)
主催:あいち産業振興機構
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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。