時代がもうそこまで来ている

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

とにかく時間がたっぷりあるこの頃。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ついに夢中になれる何かを見つけたかもしれない

お笑いが好きです。ここ10年ほど一番好きな芸人さんはオードリーで、ラジオを毎週聴いてきました。そんなオードリーが昨年のM-1直後にラジオでぺこぱの漫才を絶賛してたんですよね。もちろん私もM-1はリアルタイムで見ていたのですが、正直ぺこぱのおもしろさはすぐにはわからなかったんですよ。どちらかというと「3位は和牛じゃない?」と思ってました。

でもあれから3ヶ月経ってやっぱりぺこぱだな、と。和牛はすでに人気者ですもんね。バラエティ界に新しい風が入ってきたという意味でほんとぺこぱでよかったと思います。

若林さんは直後のラジオで本来お笑いとは相性が悪いはずの“多様性を受け入れること”をツッコミにとりこんだその手法に感動し号泣した、と言ってました。でも後日のラジオでは「誰も傷つけない笑い」という言葉はおかしいとも言っていました。そして満を持して2月22日ラジオにゲストでぺこぱを呼んで、あらためて自分たちとの共通点が多いことを確認し、大盛り上がりの回を届けてくれました。そして私も2月22日以降すっかりぺこぱのトリコとなってしまったわけです(笑)。

ぺこぱの代名詞である「ノリつっこまないツッコミ」を言葉にして書き起こすと何がおもしろいのかまったくわかりません(笑)。一方で現代社会が抱える問題がまるっと取り込まれていることに気付きます。多様性の受容(ダイバーシティ)、働き方改革、超高齢化社会、LGBT、災害対策などなど。ヴィジュアル系のメイクで頭振って変な発音なのに(笑)。なんやねん、これは(笑)。

でもM-1で一番ウケたフレーズ「キャラ芸人になるしかなかった」はキマりましたよね。実際、松陰寺さんは様々なキャラを経て今のキャラを確立されたのですが、M-1ではじめてぺこぱの漫才を見た私はその歴史を知らなかったわけです。にもかかわらず爆笑してしまいました。「色々あっての今なんだろうな」と想像できたからです。一生懸命な迷いって色気だと思います。松陰寺さんからはその色気がダダ漏れています。シュウペイさんはまだよくわかりません。謎(笑)。

ぺこぱの漫才やトークは自分の思い込みや先入観を疑うっておもしろいと気付かせてくれたことが革命的だと思います。これって特に男性にはむずかしいことなんですよ。まったく逆がブラマヨの吉田さんですよね。自分の価値観で強引に押し切るおもしろさ。調べてみるとぺこぱは松陰寺さんが姉1人妹2人、シュウペイさんは姉2人という女系家族で育ってるんですね。別の価値観を受け入れる、という素地は育ってきた環境で作られますからね。ちなみにオードリーの2人も男兄弟がいません。

長くなってきましたが最後に一つだけ。松陰寺さんの今のキャラはアスカさん、T-BOLAN、GLAYあたりが元ネタだと発言されていますが、あのビジュアルに一番近いのはJUSTY-NASTYですよ(笑)。JUSTY-NASTYはBOØWYとGLAYのあいだに存在した80年代後半から90年代前半にいたバンドで、TM西川くんがかつてやってたバンドLuis-Maryの直系の兄貴分でもあります。下の動画、そっくりじゃないですか?(笑)。

思えばJUSTY-NASTYも当時死ぬの殺すのばっかり唄ってたあのシーンで、前向きなメッセージを届けてくれる先駆者のようなバンドでしたね。私が一番好きだった曲の一つ「ガラスのメトロポリス」もYouTubeにありました。

「愛した記憶をぉ↑眠らせぇ↑ないでぇ↓」の発音がすごく松陰寺さんぽい♡

ぺこぱは2人ともtwitterやってて、松陰寺さんは本名のアカウントと2つやってて、毎日YouTubeアップしてて、あとインスタもアメブロもあって、やれることは全部やる!って感じがキャラの迷走と一致してる感じがおもしろく、ハマって1ヶ月弱の自分には見ても見ても見るものが尽きない沼です。幸か不幸か今は時間はたっぷりあるので膨大なコンテンツを一つずつ楽しませていただければ。悪くないだろう♡

まとめ

今朝の展活タイムズは要するにぺこぱを好きになりました、という報告でした(笑)。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数6,000人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。